【どんな名刀も使わなければ、なまくらな刀と同じ】

おはようございます。

 

私は仕事柄多くのセミナーに参加する機会を作っています。

 

そこで出会う多くの方々と話す中で、いつも感じる事があります。

 

それは、成功している人と、成功していない人は、どこが違うのか?という事です。

 

そもそも、セミナー会場で出会う方々は、成功している人が多いと感じています。それは、新しい情報を入手し、今の自分を変えようと前向きに取り組んでいるからだと思います。

 

しかし、成功とは、何をもって成功とするのか、人それぞれ判断基準が違うため、一概には言えませんが、私なりの考えがあり、そのエピソードをお伝えします。

 

先日あるセミナーに参加した際に、私のようにちょくちょく顔を出す人が他にもいるので、次第にそんな方たちとも話すようにもなりました。

 

その中の一人と話をしたときのことです。

 

その方は古くから参加していることもあり非常に知識が豊富でした。
技術的なことは大抵知っていると言わんばかりです。

 

しかし、話が深まるにつれてどうしても違和感がでてきたので、
私はある質問をしてみました。

 

「○○さん、どれか実際に試してみたりしたものってありますか?」

 

すると彼はこう答えたのです。

 

「いや、色々とあってまだ何もしてないんです」

 

新しい情報や知識をインプットする事はとても重要です。
それなくして成功することはできません。

 

ですがしかし、、、アウトプットをしていなかったら、
インプットしたものは何の意味もありません。

 

でも、私たちはつい実行せずに、
勉強、インプットに注力してしまいがちです。

 

誰もがこのワナにハマる危険性を持っています。

 

インプットをしたら学んだ気分になったり、
インプットをしているから自分ができているような勘違いをしてしまうのです。

 

結果を出すのはアウトプットです。インプットではありません。
インプットはアウトプットの質を上げるためのものでしかありません。

 

とある方から教わったことがあります。

 

【10インプットして、2アウトプットする人よりも

 5しかインプットしていないけど、4アウトプットする人の方が成功する】 

 

つまり、どれだけ手入れをして、どんな物でも切れる名刀だって鞘に収まっていれば
何の意味も持ちません。

 

まずは何かを切ってみないと始まらないのです。

 

そこではじめて角度や強さやスピードなどの新しい情報を得て、
また切って切って切りまくるのです。

 

このままでは、宝の持ちぐされですね。

 

皆さんはちゃんと自分の中にある宝を奥底にしまわず、使っていますか?

 

その宝は使っても減る物ではありません。

むしろ使えば使うほど、宝は増えていくと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

理事長 中村 幸生

4 Replies to “【どんな名刀も使わなければ、なまくらな刀と同じ】”

  1. そうなんですね。言われて納得です!

    どれだけ実践したか、、、が大事なんですね。

    チャレンジですね。頑張ります!

  2. 実践してみるのは大事ですね!インプットしたことを上手にアウトプットできる人間になりたいです( ´ ▽ ` )

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