根面虫歯ってなに?

福山市 引野町 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本

みなさんは根面虫歯って聞いたことありますか?

あまり耳にしたことがない方も多いと思います。

以前と比べて、高齢の方もたくさん歯を残せる人がふえてきました。

しかしその一方で歯の根っこの方で虫歯になる方が増えています。

歯周病や、そのほか様々な要因で歯茎が下がると、いままで歯茎の中に埋まっていた歯の根っこが

露出してきます。この部分にできる虫歯を根面虫歯と言います。

進行していけば、上に噛み合わせの方が虫歯になっていなくても、根本から折れてしまうこともあります。

せっかく歯を残せる本数が増えても、根面虫歯ができると歯をうしなう要因となってしまうので、

年齢を重ねると、根っこに虫歯にも注意しなければいけません。

・なぜ根面虫歯ができるのかについて

根面は酸にとても弱く、歯の頭の方に比べて食事をするとすぐに溶け始めてしまいます。

さらに年齢を重ねると、歯を守る唾液が少なくなったり、歯茎が下がっている方もふえてきます。

さらに、お口周りの筋肉は衰え唾液に流れも悪くなりやすいです。

・治療方法について

歯の根っこの方は歯の神経との距離も近く大掛かりな治療になる可能性が高いです。

早期発見がとても大切ですので、お近くの歯科医院でメインテナンスを定期的に受けましょう。

予防法については、丁寧にプラークを除去することやフッ素を活用すること

定期的な歯科医院の受診です!

まずはお口の中の状態のチェックのためお近くの歯科院に行ってみてください!

福山市 引野町 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本

タバコと歯周病の関係って?

こんにちは!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 坂本です。

生活習慣の中でも、歯周病の非常に大きいリスク要因となるのが喫煙です。

「歯茎の抵抗力」を減らし、「プラークの攻撃力」を増やします。

「喫煙者は歯周病が10年速く進む」というデータもあります。

加熱式タバコにも、ニコチンなどの化学物質は含まれています。

タバコの煙は、下記のような作用があります。

①血管を収縮させる

⇨タバコの煙に含まれるニコチンは、血管をキュッと収縮させます。

そうすると、血液とともにやってくるはずの栄養分と酸素が歯茎に届かなくなります。

②免疫細胞を弱らせる

⇨細菌を食べてくれる白血球などの免疫細胞の働きも、タバコの煙に含まれる化学物質(ニコチンや、ニコチン代謝物であるコニチンなど)の作用で弱まります。

③酸素の運搬を妨げる

⇨赤血球は通常、その中に無数に存在するヘモグロビンに酸素をくっつけて運びます。

しかし、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は、酸素を剥がしてヘモグロビンに強く付着してしまいます。

④歯周病きんの大好物

⇨タバコの煙に含まれる化学物質は、歯周病菌をはじめとした悪玉菌が大好物です。

これらの菌の病原性を高め、プラークの攻撃力も高めます。

⑤プラークを硬くする

タバコの煙に含まれる化学物質は、プラークを硬く歯に付着させます。

そのため、歯磨きをしても落ちにくくなります。

いかがでしたか?

タバコと歯周病は深く関係しています。

ご自身の身体の健康とお口の健口のためにも、禁煙を検討してみてください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 坂本

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA