歯を抜いた後は何を注意したらいい?/歯周病ってどんな病気?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 村上です。

皆さんは歯を抜いた後の注意事項についてご存知ですか?

注意点はたくさんあります。

①血行を良くすること、飲酒・過激な運動・サウナ・入浴も血行が上がってしまうので控えるようにしてください。

②傷口を指や舌で触ると細菌感染を起こしてしまうので触らないようお願いします。

③ぶくぶくうがいをすると瘡蓋が取れて出血が止まらなくなってしまうのでうがいは控えていただいて含んで出すくらいでお願いします。

④出血が気になる場合には予備のガーゼもお渡ししますので2・30分間噛んでおくようにしてください。

⑤麻酔が切れると痛みが出やすくなります。痛みが我慢できなくなったら痛み止めを服用するようにお願いします。

⑥まれに麻酔を刺したところに口内炎ができる可能性があります。時間が経てば完治しますが痛みが強い場合は軟膏の塗布をします。

⑦口が1週間ほど開けにくくなる場合があります。

抜いた後は痛みや腫れが出るリスクが高くなり、神経との距離が近いと麻痺が出るリスクもあります。

私も親知らずの抜歯をした時は腫れ・痛み・口の開けにくさが症状として出ました。

注意事項をしっかり把握して安静に過ごすようにしましょう。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 村上

歯周病ってどんな病気?

歯周病ってどんな病気?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター原野です。

皆さんは歯周病という言葉を聞いたことはありますか?

またどんな病気か知っていますか?

歯周病とは歯の周りに炎症が起き、歯肉であったり骨が溶けてしまう病気のことです。

この病気は成人の約85%が羅患していると言われています。

歯周病になる原因はプラーク(歯垢)です。プラークは食べかすのように見えますが、実際は歯周病菌や虫歯菌など細菌の塊なのです。プラークには1㎎に1億個以上の細菌がいると言われています。

プラークは歯と歯茎の溝に溜まりやすいです。

歯周病を放っておいたりそのままにしておくと歯周病は知らないうちに進行していき歯ぐきから膿や痛みが出たり歯がぐらぐら揺れたりしてきます。最悪のケースを考えると歯が自然に抜けてしまうこともあるのです。

歯周病の治療はプラークコントロール、原因であるプラーク(歯垢)を取ることです。

プラークは歯ブラシで軽く磨くことで簡単に取ることができます。

皆さんが普段されている歯磨きが歯周治療で最も重要になります。

先ほども書いている通り、プラークは歯ブラシで取ることができますが歯石は歯ブラシでは取れないのです。

なので歯石は当院に来て頂いて私たち専門家がお取りします。

また歯茎の中に深くついた歯石は細かい器具を使ってお取りします。

この治療をスケーリングと言います。スケーリングは手用スケーラーや超音波スケーラーを使用して歯石を取っていきます。

治療終了後、歯茎の炎症が改善されていたら治療は終了になります。

皆さんが毎日されている歯磨きも歯周病予防には重要です。皆さんは歯茎から上の部分を、歯科医、歯科衛生士は歯茎で隠れている部分を。協力し合いながらお口の健康保っていきましょう。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 原野

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