プラークを落とすのはなんのため?
こんにちは 福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付卜部です。
みなさんがプラークを落とすのは何のためかご存知ですか?
それは虫歯や歯周病などの病気にならないためです。
プラークは細菌のかたまりであり、歯周病菌や虫歯菌などさまざまな細菌がいます。
細菌のかたまりがあるからといって必ずしも虫歯や歯周病になるわけではありません。
しかし、多くの細菌が同じところに溜まっていたり、あるいは病気をお持ちで抵抗力が低かったり唾液が少なかったりすると虫歯や歯周病を発症することがあります。
また、プラーク(とくに歯周病菌)は口臭の原因にもなります。
プラークをためないように毎日の歯磨きで落とすことが大切です。
プラークはくぼみのある所に溜まりやすく、歯と歯茎の境目に溜まりやすいです。
歯を磨く際に歯ブラシの毛先のほとんどを歯茎に当ててしまっている方が意外と多いです。
プラークのたまりやすいところが歯と歯茎の境目なので、ブラシを歯に当てることを意識して磨くとプラークを落としやすいです。
そしてプラークを効率よく落とすには歯ブラシ選びも大切です。
歯ブラシ選びのポイントは
①1本1本の毛が密集しすぎない。
②短すぎない。(大人が子供用歯ブラシを選ぶのは×)
③コシがある。
④細い毛
⑤ヘッドが大きすぎない。
この5つです。
自分にどんな歯ブラシがあっているかわからないときは歯科衛生士にお尋ねください。
虫歯や歯周病などの病気にならないように一緒に頑張っていきましょう。
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付 卜部
フッ素って何?
こんにちは 福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水です。
むし歯予防と言ったらフッ素のイメージを持つ方は少なくないはずです
しかし、実際フッ素についてご存知ですか?
フッ素の効果
①歯の再石灰化の促進
歯が酸によって溶かされる現象を「脱灰(だっかい)」といいます。それを修復する作用を「再石灰化(さいせっかいか)」といいます。
フッ素にはこの再石灰化を促進する働きが期待できます。
②歯を強くする
フッ素が歯の主成分である「ハイドロキシアパタイト」に作用すると、「フルオロアパタイト」という物質を生成します。
この「フルオロアパタイト」によって、酸に溶けにくく虫歯になりにくい歯へと変わっていきます。
フッ素の取り入れ方
①歯科医院でのフッ素塗布
歯科医院でのフッ素塗布は市販に売られているものよりフッ素濃度の高いものを塗布していきます。
②普段の歯磨きでフッ素の入りの歯磨剤を使う
毎回歯科医院でフッ素塗布を行うことは出来ません。
セルフケアで最も効果的にフッ素を取り入れるにはフッ素入りの歯磨剤で歯磨きを行うことです。より効果的にするにはうがいを少量にしてもらったり、ジェルタイプのものだとそのまま塗布していただいても良いです。
フッ素を使い虫歯予防を行いましょう。
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水