福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 野原 美智代
歯磨きしなさい!という言葉は子供の頃から親に散々言われて育った肩も多いと思います。
歯磨きなんてしなくても噛めてるし、痛くもないし別にやらなくてもいいじゃん。
子供の頃の私はそう思ってました。
ですが、歯科の世界に進み歯磨きや口腔ケアの重要さを知った後からは同じ事は言えなくなりました。
いかにお口の中の環境をしっかり綺麗にするかで今後の人生の満足度は飛躍的に変わって来ます。
ではなぜそう思ったのか説明していきたいと思います。
まず、歯磨きをしないと虫歯になるよって言うのはよく聞くフレーズだと思います。
実際その通りで、お口の中には皆さん例外なく常在菌と言う細菌がいます。
これは3歳までに定着することが多く、誰かが使用したスプーン等でご飯をあげたり、キスしたりすることで移っていきます。
それにより虫歯菌や歯周病菌などが感染し、移した保菌者と似たような口腔内状況になる事が多いです。
これは目に見えないものなのでどれだけ気をつけていても、防ぎきれないものですし、菌がなさすぎても抵抗力が弱くなってしまいます。
なので出来ることはブラッシングにより細菌の数を減らし、お口の中の環境を綺麗に整える事が重要なのです。
お口の中の環境を整える事は他にも重要な例として、病気入院していて自分でうまくブラッシングができない方にお口の中のケアを行う事で、回復が早まってくることもあります。
お口は身体の中への入り口です。
そのお口の中がいかに菌が少ない状態で過ごせるかにより、身体の状態も変わってくるのです。
皆さんも自分の体を大切にメンテするのであれば、お口の中の環境を整えることも忘れないようにしてくださいね。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 野原 美智代
知覚過敏、こんな症状でていませんか?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小林理香
冷たいものがしみる、風がしみる、歯ブラシを当てると、歯ブラシの毛先の刺激でチカッとするような痛み経験したことありませんか?
歯が虫歯では無い場合、このような症状のときは、知覚過敏の可能性があります。
知覚過敏の症状がでている歯を診ると、歯ぐきが下がり、歯のエナメル質がなくなり、象牙質が露出しています。
その部分に刺激となる、水や風、歯ブラシの毛先などが加わると痛みや、しみたりします。
改善方法としては、しみどめの効果があるお薬を塗布すること。
象牙質を刺激から守る治療です。
一度で、効果が出る方もいれば、数回して効果が出る方もいます。
お薬を塗布しても効果がない方もおられます。
効果には、個人差があります。
しみどめ成分が入っている、歯磨き粉を継続的に使用する。
一度だけではなく、症状が落ちついたあとも続けて使用することをおすすめします。
また、歯ブラシの圧のコントロールをすること。ガシガシと強く磨いていませんか?
優しい力加減になおしていく必要があります。
噛む力が強い方、歯ぎしりがある方は、マウスピースをつけて、歯にかかる負担を減らして予防をするといった改善策も考えます。
就寝前にマウスピースをはめて歯の負担を減らして、噛みこむ力を軽減できます。
症状がひどい場合は、神経をとる治療も必要ですが、お薬やしみどめを塗布することで症状が緩和することもあるので、様子をみます。
何かお困りの際は、スタッフまでご相談ください。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小林理香