歯磨きチェック/歯周病ってどんな病気?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。

皆さんは今まで、歯磨きチェックというものをされた事はありますか?

お口の中を見て、一見するときれいに磨けているようですが、実はかなりのプラーク(歯垢)が付いています。

歯周病も虫歯も口臭予防も歯磨きが出発点。

しかし実際は磨き残しがものすごくあることに気づいていません。

そこで染め出し液を使えばどこが磨けていないのか一目瞭然です。

そうすれば、磨き残しのないブラッシングテクニックをマスターできます。ただし口腔内は少しずつ変化しますから、定期的に染め出し液でチェックしましょう。

赤く染まっている部分がプラーク(歯垢)付着部であり、ここをよく確認した上で歯磨きをします。

練習の時は歯磨き剤など何もつけずに赤い部分を綺麗に磨いていきます。

これでいいかなと思ったら磨き残しのチェックをします。

完全に綺麗に磨けました。これを習慣化しましょう。

プラークコントロールレコード(PCR)とは?

染め出されたプラークが歯のどの部分についているのかを記録するのが、プラークコントロールレコード(PCR)です。

染め出された部分が全体の10%台であるのが望ましいとされています。

なぜ、染め出されたプラークの箇所が出来るだけ少ないことが望ましいのでしょうか?

理由は、「病気を進ませない」もしくは、「病気にならないようにする」ためです。そのためにも私たち歯科衛生士が歯ブラシの方法や道具、回数などをアドバイスさせていただきます。

磨き方がわからない、どこに磨き残しがあるのかわからないなど、気になることがあればお気軽にご質問してください!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

歯周病ってどんな病気?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 村上です

皆さんは歯周病がどのような病気かご存知ですか?

CMなどでよく流れて来たりしますよね。

歯周病とは、歯の周りに炎症が起きて、顎の骨が溶かされてしまう病気です。

なんと、成人の85%が羅患していると言われています。

そもそも歯周病になる原因が何か気になりますよね。歯周病の原因は、プラークと呼ばれる歯垢です。

プラークは食べかすのようにみえますが、実際は歯周病菌や虫歯菌をはじめとする細菌のかたまりです。歯と歯茎の溝にプラークはあります。

よく耳にする歯石について次はお話しできたらと思います。

歯石とは、歯についたままのプラーク(歯垢)に唾液中のカルシウムなどが沈着し石灰化したものです。歯石は歯周病の原因であるプラーク(歯垢)が非常につきやすく歯周病菌の温床となります。すなわち、細菌の住処と言えるでしょう。

このまま歯周病を放っておいてしまうと、歯周病は知らないうちに進行していき、放っておくと歯茎から膿が出たり、痛んだり、歯がグラグラしたり、最後には歯が自然に抜けて来てしまいます。

歯周病の中度になると、歯茎が痩せて来てしまい、歯と歯の間に大きな隙間ができて来ます。

歯磨きをすると常に出血してくる状態です。

重度の歯周病になると、歯茎や顎の骨は痩せ衰え、多くの歯が自然に抜け落ちてしまう状態です。

残りの歯もグラグラして来て、食事も困難になって来ます。

歯周病の予防のためにも自宅での歯磨きは重要になって来ます。

皆様も歯磨きすること、フロスを使うこと心掛けていただけたらとおもいます。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 村上

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