こんにちは 福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の小丸です。
皆さん、プラーク(歯垢)とはどんなものかご存知ですか?
食べかすと思っている人もいるかもしれませんが、実は細菌の塊なんです。
1mgの中に1億個以上の細菌が存在していて、歯に付着していると虫歯や歯周病、口臭の原因にもなります。
白色または黄白色をしているため一見分かりにくいですが、「染色液」を使うとプラーク(歯垢)が染まってくれるため、どこに付着しているか一目瞭然です。
プラーク(歯垢)染め出しをして磨き残しのない歯磨きをマスターしましょう。
◎染め出しをするメリット
①しっかりとプラーク(歯垢)を除去することができるため、虫歯や歯周病の予防ができる。
②自分の磨き癖がわかる。
◎染め出しのやり方
①唇にワセリンを塗る。
②染色液を歯にポンポン置くように塗布していく。
③全体に塗り残しがないように塗布する。
④染色液が飛び散らないように軽く1,2回お口をゆすぐ。
⑤鏡でお口の中を確認する。
⑥染め出されたところを磨いていく。
◎注意点
・染色液が服に付いてしまうと取れにくい為、汚れてもいい服にしておく、うがいに気を付ける。
・歯だけではなく唇や歯茎も染め出されてしまう為、お出かけ前の使用は控える。
普段の歯磨きがきちんとできているのか気になる方はぜひ使ってみてください。
染色液を使って磨き残しやすいところや自分の苦手なところを知ることが大切です。
気になる方はお気軽にスタッフまでお尋ねください。
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小丸
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 野原 美智代
皆さん日々されている歯磨きに欠かせない歯ブラシについてお話ししたいと思います。
巷では歯ブラシの種類は迷ってしまうくらい多くの種類があり、ドラックストア、コンビニでもたくさん見かけますよね。
その中で自分にはどの歯ブラシがいいの?と迷う方は少なくないと思います。
よく患者様にもどんな硬さがいいの?大きめの歯ブラシがいいの?と質問を頂く事が多いです。
まず、ヘッドの大きさ。歯ブラシの毛がついている部分についてですが、それはご本人のお口の大きさに関係してきます。
平均的には男性はお口が大きく、女性はお口が小さいという感じが一般的です。もちろん例外はありますので一概には言えないのですが。
ただ、あまりヘッドが大きすぎると奥歯まで届きにくいのでヘッドが小さめの歯ブラシの方が個人的にはおすすめです。
大は小を兼ねると言いますが、歯ブラシについてはそう言えない部分があります。
細かい汚れを取るのに多くい歯ブラシだとつっかえてしまい、そこまで届かない恐れがあるからなんです。
もう一つ、よく聞かれるのは固さについてです。
大体、柔らかめ・普通・硬めと大まかに3種類に分けられますが、これも個人的には普通がおすすめです。
と言いますのも、歯ブラシをする際の力加減によるものが大きいのです。
柔らかめでも、使う人が力をかけすぎて歯ブラシの毛先を潰してしまって細かいところに届かないことが多く、硬めで力一杯磨くと歯茎を傷つけてしまい歯肉退縮と言って歯茎が下がってしまい知覚過敏を引き起こす原因となってしまいます。
その為、ブラッシングでは力のコントロールが必要になります。意外とブラッシングは奥が深いのです。
歯とはやはり生涯にわたり一生のお付き合いをお願いしたいものなので、いかに健康な状態を日々保てるかと言うのはとても大切な事なんです。
案外自分のお口の状態を自分で把握は難しいので定期的に歯医者さんへ通って頂き、自分のお口の中の状態の把握とブラッシングについての相談は必要だと思いますので、自分を守るためにも行動してみましょう!
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 野原美智代