子どもの歯ってどう生える?

福山市 引野町 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士岡本

お子さんの仕上げ磨きどのように行なっていますか?

動いたり、嫌がったり少し歯磨きするのも大変なこともありますよね。

まず乳歯はいつ頃から生えるかというと、早いお子さんでは生後5ヶ月で下の前歯が生え始めます。

平均的には、下の前歯が5ヶ月から9ヶ月頃に生えてきます。

ですが、歯が生えるのは個人差がありますので、5ヶ月で生え始めなかったからと言って過度に心配する必要はありません。

ですが、時々歯が生えてこない要因がある場合もあるので、気になった時はお気軽に歯医者さんに相談しましょう。

では仕上げ磨きの必要性についてです。

目的として二つあり、一つ目は虫歯の予防です。そして二つ目が口の中を触られることになれることです。

虫歯の予防は、まず歯磨きで汚れを落とすこと、フッ素を使用することです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、原始反射で、口の中に入ってきたものを舌で押し返す反射があります。

その反射は、様々な刺激で消失して行くので、歯が生える前も口の中をガーゼで拭ったり、唇をマッサージするなど触られる抵抗を減らしてあげましょう。

磨いてるつもりだけど磨けてるか不安とお母さんから聞かれることも多いですが、最初はなれることが大事なので問題ありません。

少し大きくなってきたら、磨く順番を決めて、お子さんに後どこだけだよと声をかけながらすると良いです。

毎日のことで、歯磨きが大変ですが少しずつで大丈夫です!

歯が一本でも生えたら歯科医院を受診して、家族以外の人に口の中を触られるのに慣れていきましょう!

福山市 引野町 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本

歯石って何?

こんにちは 福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水です。

皆さん歯石をご存知ですか?

歯石とは、歯垢が石灰化して固くなったものを言います。

歯垢が長時間歯の表面についていると唾液に含まれるカルシウムやリンによって石灰化してしまいます。

普段の歯磨きでは除去することができません。

歯石は表面が荒れている為、細菌が付着・増殖しやすく、歯周病などの原因になります。

また、歯石には、歯肉より上に付着している「歯肉縁上歯石」と歯肉より下に付着している「歯肉縁下歯石」があります。

「歯肉縁上歯石」は黄白色で歯肉縁下歯石より柔らかく、付着しているところが肉眼で確認することできます。

超音波スケーラーと言われる水が出る機械で除去していきます。

「歯肉縁下歯石」は黒褐色とても硬く、歯肉の下に付着しているため肉眼では確認することが難しくなります。

硬くこびりついているためそれぞれの歯の形、場所に合わせた特殊な器具を用い、一本一本丁寧に除去していきます。

歯肉縁下歯石は肉眼で確認することができないため、専用の器具での触診や詳しいレントゲンを撮影し、どこに歯石が付着しているか確認が必要です。

また、歯肉に炎症があると歯石除去の際に強い痛みを感じる方もおられるため希望された場合は局所麻酔を行うこともあります。

歯石の付着は歯周病の原因となるため、こまめに歯科医院で歯石除去を行い歯周病予防をして行く事をおすすめします。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水

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