福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 野原 美智代
ホワイトニングはご存知の方も多いと思いますが、実際には効果はどうなんだろう?すぐできるのかな?といった疑問を持たれることも多いです。
ここではそう言ったよく聞く疑問についてお話ししようと思います。
よくお問い合わせ頂く内容で多いのは、初めてその歯医者に行くがその日にホワイトニングをしたいと言う内容です。
巷にはご自身で施術を行う簡単なホワイトニングができる所も見たことありますが、基本的に歯医者さんでホワイトニングしようと思ったら初めて行く歯医者さんではその日のホワイトニングはお断りされる所がほとんどではないかと思います。
それはなぜかと言うと歯医者さんで取り扱っているホワイトニングの薬剤の濃度が高く、その薬剤が虫歯から神経に影響を及ぼしてしまい、痛みなどを発生させる恐れがあります。
なので虫歯がある方には施術が出来ません。
また、歯垢や歯石が慢性的に付着していたりすると歯肉炎・歯周病を引き起こしてしまいます。
そういった歯にホワイトニングをしても汚れの上に薬剤をつける事になるのでホワイトニングが出来ないのです。
更に歯肉炎・歯周病に罹患している歯は、歯茎の炎症もある為少し触っただけで出血してしまいホワイトニング薬剤に混ざってしまい、妨げにもなってしまいます。
上記の事から、ホワイトニングを行うにはまず歯医者さんで今のお口の状態がどうなっているかを診てもらい、必要があれば歯周治療や虫歯の治療を行い、良い状態にしてから望まなければなりません。
その為、いつまでにホワイトニングをしたいと決まった期限がある方は、治療の期間も人それぞれなのですぐには出来ないと思って早めに歯医者さんを受診して頂いた方が間違いないと思います。
あとは、10代のお子さんでもホワイトニングが出来るかどうかのお問い合わせを頂いたこともあります。
基本10代の間はまだ永久歯が生えそろっていたとしても、放出して間もない頃でホワイトニングの薬剤を使用することでの歯への影響が少なからずあるのではと予想されます。
ホワイトニングを希望させるのであれば、20歳くらいから行うことをお勧めします。
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 野原 美智代
こんにちは 福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の小丸です。
知覚過敏症という言葉については、皆さんもよくご存じかもしれませんね。そう、冷たいものなどでピリッとしみるあの症状です。
まず、知覚過敏とは、虫歯になっていないのにも関わらず歯がしみるというのが特徴の一つです。
そして、この痛みは一過性(持続しない)であることが特徴です。
◎知覚過敏症の原因
①横磨きなど、間違ったブラッシング方法による歯茎の退縮や歯根の摩耗
②歯周病による歯根の露出
③先天的なエナメル質の欠損
④つめたり被せたりしたものと歯質の間にできた段差や隙間
⑤歯ぎしり・食いしばりによる歯の摩耗(咬耗)
⑥その他
◎知覚過敏症の治療法
軽度 ⇒正しい歯磨き法の指導を受ける
知覚過敏用の歯磨き粉を使う
中程度⇒歯根の表面をコーティングする
重度 ⇒セメントやレジンで患部を保護して刺激を遮る
最悪の場合、神経処置を行います。
治療効果には、多少の個人差や歯によっての差があり、一発解消というわけにはなかなかいかない場合もあります。
歯周病がある場合は、上記の処置と並行してその治療も必要になります。
知覚過敏かも!と気になった方は、是非お気軽にスタッフまでお申し付けください。
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小丸