こんにちは福山医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック受付の藤﨑です
歯磨きしたら出血したことありませんか?
私は時々あります
毎日ではないので、まいっか!と放っておくことありませんか?
しかしそれは歯肉炎です
歯肉炎には普段の歯磨きで出血したり、
歯垢がついていたり、
歯と歯の間の歯茎がV字ではなく丸く膨らんでブヨブヨした感じになったり、
口臭がしたりといった症状があります
歯肉炎とは歯磨きが不十分で
口の中が不衛生だと歯に細菌が付着し
この細菌が歯肉に侵入するのを防ぐ際に炎症が起こります
これを歯肉炎といいます
歯肉炎を放っておくと
炎症がさらに広がって顎の骨を溶かしてしまう歯周病へと進行してしまいます
歯肉炎を治すには、早い段階で口腔ケアの指導を受けたり、
歯肉のマッサージをして血流を促したりするとよいですが
毎日丁寧に歯磨きをして細菌をよせつけないことと、
定期的に歯科医院で歯石の除去をしてもらうことも大切です
出血したからといって歯磨きをしなかったり
軽く磨く程度にしてしまうと症状が悪化することもあるので
定期健診などで口腔ケアをしていきましょう
最近なんかいつもと違うな?と疑問に思われたりしたら早めの受診をお勧めします
福山医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック受付 藤﨑
初期むし歯を進行させないためには?
こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 坂本です。
皆さんは、歯医者さんで『初期むし歯』と言われた経験はありませんか?
『初期むし歯』とはむし歯になる一歩手前の状態です。歯に穴は開いていませんが、表面だけが白くなったり茶色く着色しています。
初期むし歯を進行させないために大切なことは4つです。
①フッ素を歯に供給する。
・フッ素には歯の石灰化を促す働きがあり、初期のむし歯であれば唾液とフッ素の作用によって、
自然治癒が見込まれます。
食後にはフッ素配合歯磨き剤でしっかり歯磨きをしましょう。
・歯ブラシだけでは歯と歯が接している部分(隣接面)のプラークは落とせないため、
フロスを使うと良いです。
フロスにフッ素配合歯磨き剤をつけてから通すと、より効果的です。
②間食に注意する。
・むし歯の原因は「砂糖」と思われがちですが、プラーク中の細菌が酸を産生する時の原料は
「発酵性炭水化物」です。
つまり、砂糖を含まないパンや白米も細菌のエサになります。
1日3食の食事以外の間食で飴やジュース、缶コーヒー(加糖)、菓子パンなどの飲食回数が多いほど、
むし歯のリスクは上がります。
③ガムで唾液を出す。
・ガムを噛むことで唾液がたくさん分泌され、再石灰化が促進されます。
糖を含まない、キシリトールやCPP-ACPの配合されたガムがおすすめです。
CPP-ACPは歯にカルシウムも供給してくれるので、唾液分泌の少ない方には特に効果的です。
④定期検診
・毎日歯磨きやフロスをしていても、残念ながら100%完璧にプラークを落とすことは不可能です。
歯医者さんに定期検診に通うことで、磨けていない部分への歯ブラシの当て方や、
自分の磨き方の癖を教えてもらったり、高濃度のフッ素を塗布してもらえます。
・歯と歯が接している部分のむし歯は、視診だけではわからないことが多いです。
リスクが高い部位は、定期的にレントゲン撮影で確認してもらうことが大切です。
むし歯を初期の段階で発見できる可能性も高まります。
むし歯が進行すると歯を削って治療が必要となります。
詰め物をするには健康な歯も一部分削る必要がありますので、初期の段階で食い止めることがとても大事なことを皆さんぜひ知っておいてください!
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 坂本