こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。
皆さんは、マウスピースを使ったことはありますか?
ここでは、マウスピースのお手入れ方法についてご紹介していきます。
【洗浄方法】
1 マウスピースの表面全体が十分に濡れる程度にマウスガードスプレーをします
2 スプレー後は清潔な布などで拭き取ります
マウスガードスプレーを使われない場合は、食器用の中性洗剤を使って洗っても問題はないです。
汚れが気になる場合は、歯を磨く歯ブラシとは別に歯ブラシを用意して洗いましょう。
お湯での洗浄は変形の原因になるので控え、使用後はお水かぬるま湯で必ず洗いましょう。
マウスピースを外したら、専用のケースにしまいましょう。ケースにしまうことで、埃がついたり、破損したりといったリスクが防げます。ケースにしまう前には、水分をきちんと拭き取ることを忘れずにしましょう。水分がついたままケースで密閉すると、カビが生える可能性があります。雑菌がついたままのマウスピースを口に入れるのは気持ち悪いですよね。マウスピースは口に含む物なので、できるだけ衛生状態に気を配り、清潔な物を装着することが大切です。日々のお手入れを徹底して清潔にしていれば、マウスピースも長く使っていけます。
【これだけは絶対にしないでください!】
・噛んでマウスピースを装着しないでください。変形の原因になります。
・マウスピースは消耗品ですので、定期的な作成が必要になります。また、くいしばりの力が強い方は破損を招きやすいです。
・保険治療では3,000〜3,500円の費用に対して、6ヶ月間内での再作成は国では認められていません。(保険外治療の場合は約10,500円で随時再作成が可能です)
・破損した場合の修正、修理は基本的にできませんのでご了承ください。
・マウスピースを装着した状態での、飲食、会話はお控え下さい。
マウスピースを使ってみて、わからないことや気になる事がある場合は、ご気楽にご相談下さいね!
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田
親知らずについて
こんにちは 福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネータ 原野です。
皆さんは親知らずについてどのくらいご存知ですか?
抜く前には親知らずの周りの歯ぐきが痛くなるや抜いた後も痛くて大変など聞いたことある方もいるかもしれません。
今日は親知らずについて書いていきたいと思います。
まず、親知らずが生えていることによる障害についてです。
①親知らずとその前の歯が虫歯になりやすいということ
②親知らずの周囲の炎症が広範囲に波及するということ
③前歯の歯並びが崩れてくるということ
主にこの3つが多いとされています。
次に親知らずを抜きたいと思っている方についてです。
まずはDrの診察が必要になります。抜く前には親知らずの根と神経の距離の近さを確認するためにCT撮影を行います。もし神経と距離が近く当院では抜歯不可となった場合、大きい病院へ紹介させていただきます。
当院で抜歯可能な場合、予約をしていただきます。
予約していただいた日に抜歯を行います。
抜歯を行った次の日に消毒に来ていただき、傷口の確認も行います。
抜歯日に縫合している場合、1週間後を目安に抜糸を行います。
次に抜歯後に伴う症状についてです。
①抜歯後には出血が生じます。
②腫れも生じますが術後約2週間ほどで治ります。
③口が開けづらかったり、唾を飲み込むと喉が痛くなるという症状も出ます。この症状も約2週間ほどで治ります。
④下の親知らずを抜歯した場合、術後に唇などにしびれが残る場合があります。消毒の日にしびれが残っているか確認を行い、ビタミン剤を処方する場合もあります。通常は次第に落ち着いてきますがなかなか治らない場合は一度ご連絡ください。
抜歯を行う当日は寝不足などしないよう体調管理にお気をつけください。
また空腹のまま抜歯を行うと抜歯中、または抜歯後に体調が悪くなることがありますので軽く食べてから来院お願いします。
親知らずについて何かわからないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネータ 原野