初期虫歯を治すには?/永久歯が生えるのはいつ?

初期虫歯を治すには?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター岩田です。

皆さんは歯医者に行って

「初期虫歯なので様子を見ましょう」

と言われた経験はありますか?

そもそも初期虫歯とは、

まだ穴の空いていない状態の虫歯をさします。

そこから脱灰がさらに進んでいくことで、

歯に穴の空いた虫歯になります。

歯と歯茎の境目付近、奥歯の溝、歯と歯茎の間

にできやすいです。

虫歯と言えば、黒いイメージがあると思いますが、

初期虫歯は白く濁ってみえることが多いです。

これは脱灰によりエナメル質の透明感が失われているからです。

質感は健全な歯と変わらず、舌で触ってみてもツルツルしています。

再石灰化が起きて、唾液に溶けだした歯の成分が戻り、

脱灰の進行を止めることができれば、

穴の空いた虫歯にならなくて済みます。

その際に白い状態で残ることもあれば、

茶色に残ることもあります。

ただし、完全に元の歯の状態に戻ったというわけではないので、

セルフケアとプロケアをしっかり行って頂く必要があります。

初期虫歯を治すには、フッ素を塗ってあげると効果的です。

あとは間食に注意をしたり、ガムを噛んで唾液をだすことも

再石灰化が促進されます。

ただし、糖の含まれていないガムがお勧めです。

セルフケアだけでは口腔内ケアに限界があるので、

定期的なメンテナンスで機械を使い洗浄をしてもらうことと、

虫歯のチェックなどを定期的に行うことも忘れないように

してくださいね☆

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター岩田

永久歯が生えるのはいつ?

こんにちは!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 坂本です。

年長さんの後半にもなると、多くのお子さんの下の乳切歯がグラグラし始めてきます。

いよいよ乳歯の下に隠れていた永久歯が顔を出そうとしています。

乳歯は上下合わせて20本ですが、永久歯になると8本加わり、28本(親知らずを含めると32本)。

第二大臼歯の萌出が12〜13歳ごろ(小学生いっぱいから中1まで)に終わりますから、長い年月をかけて生え揃っていくわけです。

生える時期はお子さんごとに随分違います。

「うちの子は遅いの?」などと心配される方も少なくありません。

平均的な歯の生え始め(萌出)の時期は個人差があり、成長がゆっくりなだけのこともありますから、

それほど心配はありません。

ただ、歯の萌出を妨げる要因が潜んでいることもあるため、歯科医院での見極めが大切です。

特に萌出時期に左右の歯で差がある場合は、要注意です。

乳歯から永久歯へのスムーズな生え変わりとは、乳歯が抜けて程なくして永久歯が生えてくることです。

過程を簡単に説明すると、

①歯茎の中で乳歯に続く永久歯が乳歯の根を刺激し、

②刺激を受けた乳歯の根が短くなって抜け落ち、

③永久歯が歯茎から現れる、というものです。

しかし顎の成長が小さかったり、大きな乳歯の虫歯などがあったりすると、

生え変わりがうまくいかないことがあります。

例えば、乳歯の根が短くならずなかなか抜けなかったり、

そのため別の場所から永久歯が出てきたり、傾いて生えてきたり、

永久歯が歯茎の中にとどまってしまうことがあります。

また、永久歯が多い(過剰歯)、逆に少ない(先天欠如)といったこともあります。

このように歯の生え変わり時期には様々な問題が潜んでいたりします。

いずれも歯並びや噛み合わせに影響する問題です。

定期的な予防治療に行くことで、お子さんの虫歯や歯肉炎の予防だけでなく、お子さんのお口の中の状況・歯並びについても把握することができます。

ぜひ、お子さんの将来のためにも定期的な予防治療にいらしてくださいね!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 

トリートメントコーディネーター 坂本

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