口の中への刺激って?
福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本
皆さんは、口の中の刺激がどのくらい大切か知っていますか?
赤ちゃんは指やおもちゃなどいろんなものを口の中に入れたり、なめたりしますよね
このような赤ちゃんのしぐさは、一般的に生後1か月半から2か月ごろから見られます。
さらにそのあと指を吸うといった指しゃぶりに移行していきます。
口でふれる なめる すうといったしぐさは、口の中に刺激を与えていて発達にとても大切です!
まず、指しゃぶりはネガティブな印象がありますが、生まれたばかりの赤ちゃんは、周囲の環境を探求しようとして、いろんなものをなめたり、口に入れたりします。
これらの刺激は、物の形 質感 温度などの感覚刺激を脳に伝えています。
そしてその刺激をもとに学習していきます。
そして触覚は赤ちゃんが一番最初に身に着ける五感であり、痛み 冷たい あったかい 物の質感を感じることができます。
よだれがおおくて、不安になる方のもいらっしゃるかもしれませんが、唾液が出ているということは、口がよく動き、口の中が刺激されているということです。
私たちが食事をしているときは、お口の中にいったん食べ物をいれて、舌でそれを喉の奥に送り込み嚥下します。なので、今後の嚥下の学習に必要な機会になっています。
気になるとこをは、指しゃぶりはいつまでしてもよいのか というところだと思います。
4歳以降も頻繁な指しゃぶりが続く場合は、小児科 小児歯科に相談をしてみるのを推奨されています。
手を使った遊びをたくさんして、日中の活動をしっかりさせて、減少する場合もあると言われています。
そのほか気になること、悩み事あれば当院のスタッフまでご相談ください。
福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本
咬合性外傷って何?
こんにちは 福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水です。
皆さん歯ぎしりやくいしばりを行っていませんか?
咬合性外傷とは許容量を超える噛み合わせの力が加わった時に歯の周りの骨や組織を破壊することです。
また、歯周病によって歯を支える骨が弱くなって通常の噛む力でもダメージを受けることを言います。
咬合性外傷
▶歯ぎしり・くいしばり
歯ぎしりを行なっている方は通常食事をしている時よりもさらに大きな力で長時間にわたって噛みこんだり、顎をずらして通常噛む位置ではない特定の場所で噛んだりするため問題を起こしやすいと言われています。
▶補綴の高さ
被せ物の高さが高すぎた場合には早期接触を起こします。その早期接触により咬合性外傷を起こします。
▶歯の本数
歯が少なくなってしまった場合、少ない本数で噛み合わせの力を負担するため残っている歯に大きく負担がかかる。
▶オープンバイト
前歯が噛み合っていないため、奥歯に前歯が負担する噛み合せの力がすべて掛かってしまい、 奥歯に過度の噛み合わせの力が掛ります 。
▶反対咬合
この状態の噛み合わせの場合、前歯は噛み合わせの力をほとんど負担出来ないため、奥歯に噛み合わせの過度の力が掛ります。
▶過蓋咬合
咬み合わせが低くなるため、下顎の前歯が上顎の前歯を突き上げます。これによって、上顎の前歯が咬合性外傷を引き起こすことがあります。
・特定の歯に異常な力が加わっている場合その歯や補綴などを少し削って調整し、バランスをとります。
・歯の本数が足りていない場合は入れ歯やBrやインプラントで補う必要があります。
・歯並びが悪かったり、噛み合わせの異常が大きい時は、歯科矯正治療が必要になることもあります。
・歯ぎしり・食いしばりが強い場合はマウスピースをしてもらいます。
気になることがあればお気軽にお声掛けください。
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水