歯周病と早産は関係する?
こんにちは 福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 岩田です。
皆さんは歯周病と早産が関係していることをご存知ですか?
妊娠中に歯の状態が悪くなるということは聞いたことが多いのでは
ないでしょうか?
まず、一般的に妊娠すると、女性ホルモンが増えることで
歯肉炎にかかりやすくなると言われています。
エストロゲンという女性ホルモンが歯周病減細菌の増殖を促し、
多くの妊婦さんは妊娠関連歯肉炎にかかっていると言われています。
しかし、プラークの少ない清潔な口腔内であれば、
起こっても軽度で済みますので、
口腔内を清潔に保つことを心がけましょう。
歯周病が進行して炎症が強くなると、
歯周病組織中のプロスタグランディンE2という物質が
増えることが分かっています。
この物質は陣痛促進剤として疲れれているもので、
歯周病が重度になればなるほど、子宮を収縮させたり、
子宮頸部の拡張を促したりして、
出産を促進する作用があるため、
早産を引き起こすリスクが高まります。
前期破水の原因としても歯周病が影響を及ぼすということが
近年わかっていますので、
自分の為にも赤ちゃんの為にも
一度歯科受診をしてみてはいかがでしょうか^ ^
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 岩田。
唾液ってなぜ臭いの?
こんにちは、福山医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付 藤崎です
唾液って独特な臭いがあると思った事ありませんか?
唾液が臭いと口臭もくさくなります
口の中には酸素を含む菌(微好気性菌)と
酸素の少ない環境を好む菌(嫌気性菌)や
ウイルス、バクテリアなど様々な菌が存在します
その中で臭いを発生させるのは酸素の少ない環境を好む菌です
これが大量に発生すると口臭が発生します
口が乾いて酸素が少なくなると活発に活動し、唾がネバネバしてきます
嫌気性菌は揮発性硫黄化合物という臭いの物質を作り
それが唾に溶けるので唾が臭くなってきます
また血液や炎症成分(膿)などの臭い物質が唾に含まれたり、
食べ物の残りが口腔内に残っている場合も同様です
磨きすぎによって舌表面粘膜の剥離細胞が
唾の中に含まれたり唾液の緩衝作用、殺菌作用、恒常性維持機能低下など
唾自体に問題がある場合も臭くなってきます
唾は本来無臭です唾が臭くなる原因としては
口腔内の虫歯、歯周病などの歯科的な問題がある場合
内科的疾患のある場合
臭いの強い食べ物を摂取した場合
サプリメントや薬物を連用した場合
耳鼻科的問題で慢性炎症がある場合
極度の精神的不安で安静時唾液による自浄作用が働かない場合
などもあります
虫歯や歯周病による口臭をなくすには歯科治療や予防治療が不可欠です
定期健診が大切です
日々の口腔ケアを大切にしてくださいね
福山医療法人幸美会なかむら歯科クリニック受付 藤崎