シーラントってなに?/歯周病の検査はなぜ何回も必要なのか、必要性について

こんにちは。福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック TC原野です。

皆さん、シーラントという言葉を聞いたことはありますか?

またどのようなものかご存知でしょうか?

シーラントとは物理的に歯を虫歯から守るものです。

奥歯の溝を虫歯になる前にフッ素を放出するお薬で埋める方法のことです。

シーラントは特に溝が深くて複雑な臼歯に効果があり、歯を削らずに治療を行い、物理的に虫歯になりにくくする働きがあるのです。

また治療の流れは①まず酸処理をし材料をくっつきやすくします。②水で洗います。③フィッシャシール剤という材料を流します。③光をあて硬化させます。

シーラントは虫歯から歯を守る働きがありますが、絶対に虫歯にならないわけではありません。

日ごろからお家でされている歯磨きも大切です。正しい歯磨きをしなければ歯と歯の間からなどから虫歯になってしまうのです。

なのでシーラントをした後も、正しい歯磨きをしっかりしていきましょう。

お子さんが自分で歯磨きをした後は、必ずお母さんやお父さんが仕上げ磨きをしてあげるようにしましょう

また歯医者さんでのシーラントの始める時期と回数についてですが3~4歳になると乳歯が生えてきます。歯のかみ合わせがすべて見えるようになったら始めましょう。

またシーラントは4~12か月間で自然に取れやすくなります。3~4か月ごとの検診の中で定期的に確認をし、取れている場合はやり直しをしましょう。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック TC原野

歯周病の検査はなぜ何回も必要なのか、必要性について

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小林です

歯周精密検査は、歯周病になっているかどうか、一歯ずつ精密に診断をしていくための検査になります。               

歯周ポケットの深さや数値の確認、歯肉の炎症(赤み・腫れ・出血・膿の有無)、歯の動揺(歯がグラグラしていないか)を調べる必要があります。                            

検査の結果により、現状の把握と今後の歯周治療の計画を立てていきます。                                   

「なぜ何回もする必要があるのか?」と疑問に思う方も多いのですが、保険治療の適応の決まりに沿って、

歯周治療、検査の時期を進めていく必要があります。  

                

初回の精密検査の後

・歯茎の上の歯石除去後は数週間ほど

・歯茎の下の歯石除去後の再々評価は数週間ほど

・歯茎の外科後は、数ヵ月間ほど

と、その都度、処置後の改善がみられるか歯周ポケットの深さや数値の確認、歯肉の

炎症、赤み・腫れ・出血・膿の有無、歯が動揺していないか評価をする必要があります。

歯周精密検査の際は、痛みや不快に感じる方もいらっしゃいますが、歯周治療には欠かせない検査になるため、必ず行わせて頂いております。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック  

歯科衛生士 小林                

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA