子供の予防治療って何をしているの?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の細谷です。
皆さん、こんにちは。
本日は「子供の予防治療って何をしているの?」についてお話しします。
お子様の歯磨きの確認や仕上げ磨きは普段できていますか?
虫歯や歯茎から血が出たりしていないでしょうか?
当院ではお子様のお口の状態に合わせて「1〜3ヶ月に1回の予防治療」を実施しております。
その際、普段ご家庭でお使いの歯ブラシをご持参ください。
歯ブラシの状態、毛先が開いていないか、本人口腔内に合ったサイズなのか確認をさせてもらっています。
もし、歯ブラシを忘れてしまった場合やバサバサに毛先が広がっていければ、お子様の口腔内に合わせた歯ブラシを1本処方させてもらっています。
①お口の中に虫歯や磨き残し、歯並びや噛み合わせに問題がないか確認をします
②変化があればお口の中の写真を撮影し説明や、鏡を見てもらい一緒に確認しながら歯磨きを行います
③歯の表面にはバイオフィルム(成熟した歯垢、細菌の膜)が付着しており、歯ブラシで除去することが出来ませんので、PMTCという機械を使用して機械的歯面清掃を行います。歯の表面をクルクルと磨いていきます。
④歯ブラシでこすっても除去することが出来ない歯石の付着があれば取り、歯と歯の間もフロスを通して細菌を除去していきます。
⑤最後綺麗に清掃後、虫歯予防のフッ素を全体に塗布します。30分は飲食を控えるようにお願いします。
また、1年に1回は全体のレントゲンやお口の中の記録を残すために写真撮影を行っています。
レントゲンでは普段見えない骨の中の状態や永久歯の歯が問題なく骨の中に待っているのか、歯と歯の間虫歯はないかなどしっかり確認を行なっています。
定期的な予防治療に通うことで健康なお口の中を維持する事が出来ます。
ご家庭でのセルフケアと歯科医院でプロフェッショナルケアを双方から行うことで虫歯や歯周病になりにくいお口の中を維持しましょう!
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士細谷
歯周病と認知症は関係ある?
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーターの岩田です。
皆さんは歯周病と認知症が関係していることをご存知でしょうか?
歯周病と認知症の関係性はすでに判明しており、
歯周病菌が体内へ侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積することで
記憶障害が起きるようです。
認知症の7割を占めるアルツハイマー型認知症は
「アミロイドベータ」などの異常タンパク質が、
長年少しづつ脳へ蓄積されることで発症するといわれています。
歯周病菌はそのアミロイドベータが脳へ
蓄積される速度を速めてしまいます。
また、歯が抜けている本数が多いほど認知症を発症しやすい
こともわかっています。
歯周病は自覚症状が少なく、
気づいた時にはすでに重症化しているケースが多いです。
認知症を予防する薬などは開発されていないため、
定期的な歯のメンテナンスを行い、
歯周病の進行をまず防ぎましょう。
また、歯の痛みもないし、歯ぐきも異常はないので
歯医者にいっていないという方は
その状態をキープするためにも定期的な歯のメンテナンスを
行うことをお勧めします。
一度失った永久歯は後悔しても二度と生えてくることはないので
そうなってしまう前に行動することが必要です。
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 岩田