顎関節症の原因って?/咬合性外傷って何?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 森岡です。

皆さんは、顎関節症でお悩みはないですか?

そこでどんな症状が出るのかお伝えします。

1顎が痛い

何もしなくても顎やそのまわりに痛みがあります。

硬いものを食べると顎が痛くなる

2.口を大きく開けられない

大きなあくびやリンゴの丸かじりができません

人差し指から薬指までの指3本が入るところまで口が空きません

3.顎が疲れる

食べ物を噛んでいると顎がだるくなります

しゃべっていると顎がだるくなります。

4.口を開けると音がする

口を開閉すると耳の前で耳障りな音が聞こえます。

カクッという音が聞こえます

これらの症状がいくつかあると顎関節症の可能性があります。

これらの症状が出る原因として以下のことが考えられます。

・歯ぎしり

・食いしばり

・咬合異常

・強打などの外傷

これ以外にも様々なことによって顎関節部に過剰な力が加わることが原因になります。

症状改善の第一歩は患者様自身のセルフケアです。

顎関節は治療法はなく、安静にしていれば治っていくことがあります。

そこでセルフケアで何をしたらいいのかお伝えします。

1.顎の安静を保ちます

柔らかい食事にしましょう

顎をリラックスさせましょう

2大きな開口は避ける

あくびの力をコントロールさせたり、食事中や会話での大開口は避けましょう

3.温湿布をする

慢性の筋症状には、温湿布を行います。

痛みのある患部にお湯で温めたタオルを20分ほど当てます。

急性の症状には、冷湿布をすることもあります。

4.筋肉へのマッサージをする

頬の部分のだるさや口を開けた時の痛みなどがあるときには、頬の筋肉のマッサージをしてみましょう

5.仰向けか横向きで寝る

顎関節や首の筋肉に負担をかけないように、仰向けか横向きで休み、うつぶせ寝は避けます。

以上のセルフケアを試してみましょう。

もし、顎関節症かも?と思った方は、一度医師にご相談ください。

福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 森岡

咬合性外傷って何?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水です。

皆さん歯ぎしりやくいしばりを行っていませんか?

咬合性外傷とは許容量を超える噛み合わせの力が加わった時に歯の周りの骨や組織を破壊することです。また、歯周病によって歯を支える骨が弱くなって通常の噛む力でもダメージを受けることを言います。

咬合性外傷の原因

▶歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりを行なっている方は通常食事をしている時よりもさらに大きな力で長時間にわたって噛みこんだり、顎をずらして通常噛む位置ではない特定の場所で噛んだりするため問題を起こしやすいと言われています。

▶補綴の高さ

被せ物の高さが高すぎた場合には早期接触を起こします。その早期接触により咬合性外傷を起こします。

▶歯の本数

歯が少なくなってしまった場合、少ない本数で噛み合わせの力を負担するため残っている歯に大きく負担がかかる。

▶オープンバイト

前歯が噛み合っていないため、奥歯に前歯が負担する噛み合せの力がすべて掛かってしまい、 奥歯に過度の噛み合わせの力が掛ります

▶反対咬合

この状態の噛み合わせの場合、前歯は噛み合わせの力をほとんど負担出来ないため、奥歯に噛み合わせの過度の力が掛ります。

▶過蓋咬合

咬み合わせが低くなるため、下顎の前歯が上顎の前歯を突き上げます。これによって、上顎の前歯が咬合性外傷を引き起こすことがあります。

治療方法

・特定の歯に異常な力が加わっている場合その歯や補綴などを少し削って調整し、バランスをとります。

・歯の本数が足りていない場合は入れ歯やBrやインプラントで補う必要があります。

・歯並びが悪かったり、噛み合わせの異常が大きい時は、歯科矯正治療が必要になることもあります。

・歯ぎしり・食いしばりが強い場合はマウスピースをしてもらいます。

気になることがあればお気軽にお声掛けください。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水

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