教えて歯医者さん!なんで担当制なの?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 笠原です。
皆さんの通われている歯医者さんは、いつも同じ先生、同じ衛生士さんが診てくれますか?それとも毎回違いますか?
なかむら歯科クリニックでは、成人の方については、歯の治療・歯周治療それぞれ歯科医師・歯科衛生士で担当を定め、治療を進めさせていただいています。
「なんで歯科治療は担当制が多いのですか?」
担当の先生や歯科衛生士がお休みのために、予約が取れなかった…誰でもいいんだけどな…中にはそういう思いを抱かれた方もいるかもしれません。
【担当制】は今では多くの歯医者さんで実施されている診療システムです。なぜでしょうか?
それは、「予防歯科」という概念が、多くの歯科で掲げられるようになってきているからです。歯科疾患の【予防できる】という特徴が影響しているからです。
虫歯や歯周病を予防・治療していくにあたっては、それぞれの患者様の状況把握がとても大切です。
・良好な状態を維持できているか
・新しく心配と思われる部位が出来ていないか
・生活環境や体調に今までとは違う変化が生じていないか
担当制であることで、その患者様についての情報を細かに、また経過をおって把握しやすくなりますし、患者様も同じ担当者に話をすることで、行き違いや、以前話したことをまた話さないといけない、などということがぐっと少なくなります。
同じことを何度も話したりしなければならないと、
「ちゃんと私のこと、わかってくれているのかな?情報共有は?」
などの不安と、不信につながりかねません。そこの不安・負担を取り除き、
担当制は 患者さんそれぞれに合った治療・指導へとしっかりとつなげていくことができるのです。
一番大切なことは、歯科治療の主役はあくまでも患者様であるということです。
歯科医師・歯科衛生士は、患者様に歯科知識の提供・歯科治療の技術提供という面で主導権を握っていると思われがちですが、歯科医療者はあくまでも患者様をサポートする、とういう立ち位置なのです。
なので、しっかりと自分の治療はこのひとにお任せします!と言っていただけるように信頼関係を築ける担当制をなかむら歯科クリニックでは取り入れています。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 笠原
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歯ブラシっていつ交換すればいいの?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の細谷です。
皆さん、こんにちは。
本日は「歯ブラシはいつ交換すればいいの?」についてお話しします。
皆さんは歯ブラシを開けてからいつ交換するようにしていますか?
タイミングとしては「月に1回交換する事」をおすすめしています。
皆さんはちゃんと交換できていますか?
まだ使えるからと言って、ずっと使用していませんか?
歯ブラシの背中から見て、毛先が広がっていたり、はみ出ている場合は交換をした方が良いでしょう。
または、歯ブラシの毛先が広がっていなくても数ヶ月も継続して使用することはあまりおすすめしません。
徐々に本来あった毛先もコシもなくなってきます。
毛先が広がっている場合、本来しっかり歯と歯茎のキワに当たるはずが違う場所に当たってしまいます。
歯茎を傷つけてしまうかもしれません。
歯の表面にしっかり当たるはずの毛先も当たらなければ、磨いていても汚れの除去効率を低下させ勿体無いのです。
せっかくしっかり時間をとり毎日歯磨きをするのであれば、毛先の整った歯ブラシを使用するようにし確実に汚れを除去するようにしましょう。
年単位で歯ブラシをもし使用していたとすると、歯ブラシは雑菌が繁殖している可能性があります。
水でゆすいで丁寧に洗い流しているとはいえ、少しずつ歯ブラシにも細菌が付着しているのです
雑菌が繁殖した歯ブラシを使用して歯磨きを行うことは不衛生であり、お口の中の細菌を増殖させることに繋がります。
歯ブラシは指でしっかり毛先部分を洗い、その後は毛先を上にしてスタンドに立て乾燥状態で保管しましょう!
清潔なお口の中を維持していくためにも、1ヶ月に1回の交換目安に歯ブラシの管理をしていくように心がけていきましょう。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士細谷