痛みが治まったのに神経が死んでいた?
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 岩田です☆彡
私は小学生の頃に大きな虫歯ができてしまい、
神経を残してプラスチックで埋める虫歯治療を行いました。
ところが、治療後から痛みが強くなり
冷たいものがしみるため、お湯でうがいをずっとしていました。
しかし、ある日突然痛みが治まったのです。
痛みがおさまったので特になにも思わず大人になり、
このなかむら歯科クリニックへ就職しました。
定期的に歯医者にいくということをそれまでしていなかったので
なかむら歯科で口腔内の状態を診てもらったのですが、
昔痛みがあった歯は神経が死んでおり、
歯の根の先で膿がたまっていたのです。
痛みが治まったのではなく、
神経が徐々に死んで痛みを感じなくなっていた
ということがわかりました。
死んだ神経を放置していると、
ばい菌が繁殖し根の先で膿を作ります。
これを放置しておくと、また膿により痛みを感じるようになります。
免疫が下がった際に強い痛みと腫れを伴う場合があるため
痛みがないうちに治療を行うことが必要です。
膿の大きさによっては歯を抜かないといけないというお話に
なることもあるので、恐ろしいです。
私の場合は幸い膿は小さく、神経の治療のみでおわりましたが、
治療中に根の先を触ることによって、治療後から
寝れないくらい痛いという体験をしたことがあります。
痛いのが苦手!歯医者が苦手!というかたこそ
定期的なメンテナンスを受けることをおすすめします。
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 岩田 歩乃歌
キシリトールって何?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の細谷です。
皆さん、こんにちは。
本日は「キシリトールって何?」についてお話しします。
皆さんは「キシリトール」という言葉を今まで耳にしたことはありますか?
当院では虫歯予防としてキシリトールをお勧めしています。
キシリトールとは?
キシリトールは口腔内の悪玉菌を弱らせ、歯垢の蓄積と虫歯の発生を減らすことができます。
虫歯は私たちが食事後に、歯に残った糖から虫歯菌が「酸」作り出します。
この酸が歯を溶かしていくのです。
しかしキシリトールを食べた場合、虫歯菌は酸を作り出すことは出来ません。
そのため虫歯になりにくい状態を作ることができるのです。
また、歯の再石灰化を強化してくれる働きもあります。
私たちが食事後にお口の中は酸性に傾き、虫歯菌は糖から酸を産生します。
酸によって歯(カルシウムやリンなど)が溶け出してしまうのです。
これが初期虫歯の始まりである「脱灰」と言います。
キシリトールは、脱灰で失われたカルシウムやリンなどのミネラルを取り戻す唾液の作用、再石灰化作用促進するため、歯を丈夫で健康に保つことに役立っていると言われています。
コンビニやスーパーで販売している物と歯科専売キシリトール100パーセント配合ガムやタブレットは配合されている成分が違うことがあります。
キシリトール100パーセントと表記されていない物は、少し虫歯の原因となる糖分が含まれています。
表示には十分注意して購入しましょう‼︎
普段やアメやチョコレートなどお砂糖のたくさん含まれているおやつを摂取されている方は、キシリトール配合のおやつに変えてみてもいいかもしれませんね。
虫歯のリスクを少しでも低下出来るように工夫して取り組んできましょう。
当院でもキシリトール配合されたおやつは販売しているので、気になる方はぜひスタッフにお声かけ下さい。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士細谷