フッ素って何?
こんにちは。福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付長畑です。
皆さんはフッ素が配合された歯磨き剤を使用されていますか?
フッ素が入っている物が虫歯予防にはいいことを知っている方は多くいらっしゃると思いますが具体的にどんな効果があるかは知らないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
フッ素の虫歯予防の効果として一つ目に「歯質の強化」があります。
フッ素が歯の表面にあると、虫歯菌が酸を出しても歯が溶けにくくなります。
二つ目に「再石灰化を促進」があります。
初期の虫歯では、カルシウムやリンなどのミネラルが歯から溶け出します。しかし、フッ素が歯の表面になるとそれらのミネラルを歯に戻す働きがあります。(初期の虫歯の修復)
歯ブラシの毛先が届かない奥歯の溝などに虫歯菌がとどまってしまったりします。このようなところにしっかり歯磨き剤のフッ素を届けることが大切です。
プラーク(歯垢)を除去するだけでは虫歯予防は難しいんです!
虫歯予防の効果を高めるためには推奨濃度のフッ素配合歯磨き剤を使用することも大切です。
歯が生えてから2歳までは使用量は米粒程度でフッ素濃度は1000ppm
3歳から5歳までは使用量グリーンピース程度でフッ素濃度は1000ppm
6歳から成人、高齢者は使用量歯ブラシ全体でフッ素濃度は1500ppm
と言われています。
ご自分に合った使用量と濃度で虫歯予防していきましょう!
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付長畑
顎の痛みの原因って?
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本
みなさんは大きく口を開けた時や,食事中に顎の違和感 痛みを感じたことはありませんか?
場合によっては,なにもしてない時も痛むという方もいらっしゃるかもしれません。
原因の一つに顎関節症の可能性があります。
顎関節とは,下顎を動かすための関節で耳のすぐ前にあります。耳の前に指を当てて,口を動かすと,動くのがわかります。
顎関節には,様々な筋肉や,骨がありそれらが複雑に動く事によって話したり,
食べたりできるようになっています。
顎関節症の主な症状は,顎を動かした時に痛む。口が開かない。顎が疲れる
動かした時に,変な音がする。などがあります。
顎関節症の原因は,歯軋り 食いしばり 強打などよる外傷などです。
治療方法について
まず,顎の痛みや,開口障害が出た場合は,顎を安静にさせることです。
できるだけ大きく口を開けないように,注意したり 食事もやわらかいものや,あまり長い時間噛まなくて良いものにしましょう。
それ以外には,筋肉のマッサージを行います。
入浴後などに,ゆっくり行い,血行を促進させます。
そして,口が開かない場合は,歯科医の指示のもと,開口訓練を行います。
それ以外の方法では,歯科医の指示のもとマウスピースを作成する場合もあります。
症状や状態によって,変わってきますので,気になる方,痛みがある方は当院までご相談ください。
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本