フッ素はいつから塗り始めたらいい?
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺
小さいお子様がいるお母さまから、お子様のフッ素はいつから塗り始めたらいいですか?と質問をいただくことがあります。
かわいい我が子が虫歯になって困らないようにお子様のお口の健口管理に気をつけたいというお母さまは多いことでしょう。
フッ素は歯が生え始めたら塗ってください。
虫歯の原因は【細菌(虫歯菌)】 【歯質】 【糖分】 【時間:間食の回数や歯磨きまでの時間】【歯並び】など、さまざまな原因があります。
生えたばかりの歯は再石灰化が繰り返されておらず幼弱なので、歯が生え始めた段階でフッ素を塗り、早い段階から歯質を強化しておくことをおすすめします。
フッ素の働きは主に3つです。
①歯質の強化
②再石灰化で初期虫歯を修復
③虫歯菌の活動を抑制
お子さんの場合、2歳以下の場合はフッ素濃度が500ppm以下、6歳未満は1000ppm以下が望ましいとされています。
私の姪っ子も歯が生え始めた時からフッ素ジェルを塗っていたので、5歳になった今でも虫歯ゼロです☆
ただし、フッ素を塗っているから絶対に虫歯にならないというわけではありません。
歯磨きで虫歯菌をしっかり除去できていなかったり、砂糖の摂取頻度が高い(砂糖を多く含むお菓子を食べる回数が多い)とフッ素を塗っていても虫歯になることはあります。
まずは歯が生え始めた段階でできる虫歯予防に取り組みましょう!
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤
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タバコは歯周病を進行させるの?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の細谷です。
皆さん、こんにちは!
本日は「歯周病と喫煙」についてお話しします。
たばこを吸っていたら歯周病になりやすいのでしょうか?進行を促進してしまうのでしょうか?
今日はたばこと歯周病の関係についてお話しします。
「実はたばこと歯周病は深く関係しているのです!!」
そもそも歯周病というのは、歯と歯茎の境目にある歯周病ポケットという溝に細菌が侵入します。
そこで歯周病菌が中に侵入し、歯肉に腫れや出血などの炎症を与えた場合を「歯肉炎」と言います。
さらに、歯肉炎から状態が進行し歯を支えてくれている歯槽骨という骨を溶かしていく病気を「歯周病」と言います。
歯周病が重度に進行していくと、歯を支える骨がどんどん溶けていくため歯はやがてグラグラと揺れて抜け落ちてしまう本当に恐ろしい病気なのです。
しかしこの歯周病は罹患率が非常に高く、歯を失う原因の第1位なのです!
私たちの身近でとても怖い病気です。
そこでタバコを吸っている方は歯周病のリスクを高めると言われており、1日に10本以上の喫煙では5.4倍にもなると報告が出ているそうです。タバコを1日に吸う本数が多ければ多いほどリスクは高まります。
タバコの中には「ニコチン」が含まれています。このニコチンは体の免疫力も低下させ、血管を収縮してしまう作用があります。本来歯肉炎で出血がある状態でも、血管が収縮してしまうので出血がしにくい状態になるので自分の炎症の状態を発見しにくいということです。
またタバコを吸っている本人だけでなく、「受動喫煙」も歯周病のリスクを高めてしまうと言われています。
歯茎は通常ピンク色だが、黒っぽく色が変化してしまったり、ヤニが付着して歯が茶色に着色が付着しまうこともあります。
自分自身は周囲の大切な方お口の健康を守るためや歯周病にならないよう、私たちの歯科衛生士は禁煙支援をさせていただきますので、困ったことがあればご相談ください。
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士細谷麻衣