顎関節症って?
福山市 引野町 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本
みなさん、顎関節症ってどんなものか知っていますか?
名前は聞いたことがあるけど詳しくはわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
顎関節症とは、歯ぎしりや食いしばり、外傷など様々なことで顎関節部に過剰な力がかかり、症状が出ることです。
症状の種類は、顎がなにもしなくても痛い
口を開けると痛い 口を大きく開けられない
顎が疲れる 口を開けると音がする などです。
そのほかにも、頭が重かったり、肩が凝るなどの症状が出る方もいます。
治療はまず、顎の安静を保つことです。
顎に負担をかけないようにするためにも、大きく口を開けないように注意したり、食事もやわらかいものに変えましょう。
日中食いしばりをしないように、上下の歯を離すことを意識しましょう。
症状に応じて開口練習を歯科医師の指示のもと行うこともあります。
顎関節症の治療の一つにスプリント療法があります。
スプリントとは上顎か下顎のどちらかにマウスピースのようなものを作成することです。
スプリントの目的は筋の緊張を減らすと共に睡眠時の歯ぎしりや食いしばりの軽減にあります。
つけるのは就寝時に使用してもらいことが多いです。
気になることがあればスタッフにお声がけ下さい。
福山市 引野町 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本
咬合性外傷って何?
こんにちは!福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水です。
皆さん歯ぎしりやくいしばりを行っていませんか?
咬合性外傷とは許容量を超える噛み合わせの力が加わった時に歯の周りの骨や組織を破壊し、歯を支える骨が下がり歯茎が下がってしまう事があります。
咬合性外傷の原因
▶歯ぎしり、食いしばり
歯ぎしりを行なっている方は通常食事をしている時よりもさらに大きな力で長時間にわたって噛みこんだり、顎をずらして通常噛む位置ではない特定の場所で噛んだりするため問題を起こしやすいと言われています。
▶補綴の高さ
被せ物の高さが高すぎた場合には早期接触を起こします。その早期接触により咬合性外傷を起こします。
▶歯の本数
歯が少なくなってしまった場合、少ない本数で噛み合わせの力を負担するため残っている歯に大きく負担がかかる。
▶オープンバイト
前歯が噛み合っていないため、奥歯に前歯が負担する噛み合せの力がすべて掛かってしまい、 奥歯に過度の噛み合わせの力が掛ります
▶反対咬合
この状態の噛み合わせの場合、前歯は噛み合わせの力をほとんど負担出来ないため、奥歯に噛み合わせの過度の力が掛ります。
▶過蓋咬合
咬み合わせが低くなるため、下顎の前歯が上顎の前歯を突き上げます。これによって、上顎の前歯が咬合性外傷を引き起こすことがあります。
治療方法
・特定の歯に異常な力が加わっている場合その歯や補綴などを少し削って調整し、バランスをとります。
・歯の本数が足りていない場合は入れ歯やBrやインプラントで補う必要があります。
・歯並びが悪かったり、噛み合わせの異常が大きい時は、歯科矯正治療が必要になることもあります。
・歯ぎしり・食いしばりが強い場合はマウスピースをしてもらいます。
気になることがあればお気軽にお声掛けください。
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水