定期的な予防治療の目的は?
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺
長い虫歯などの治療が終了すると、歯科医院への通院を1回終了したりお休みしたくなりますよね…
当院では治療が全て終了した後、定期的な予防治療のご案内をしております。
ここで誤解を解いておきたいのですが、治療が終了した後は”定期検診”でも”定期的なクリーニング”でも”定期的なお掃除”でもありません。
【定期的な予防治療】に移行していきます。
同じような意味合いに感じるかもしれませんが、目的が大きく違ってきます。
定期検診や定期的なクリーニングはとてもライトな意味合いで、定期的に歯科医院に足を運んで歯科医師や歯科衛生士に診てもらうというような歯科医院に依存するような感覚と捉えてもらうとわかりやすいです。
【定期的な予防治療】はセルフケア(自分自身が行う歯磨きなど)とプロケア(歯科衛生士による専門的な器具を使用した歯周治療・予防治療)の二人三脚です。
主に、①自分自身のお口の中の病気につながる可能性のあるリスクを知り、リス
クコントロールを行う。
▶︎歯並びや噛み合わせが病気につながるリスクがあるのか、それに
より磨きにくいところや病気の原因となる細菌が停滞しやすい場
所があるのかを理解することが重要。
セルフケアを行う上で特に自分が磨きにくいところや、細菌が停
滞しやすい場所をしり、その場所に適した歯ブラシやフロス・歯
間ブラシといった補助的清掃器具を選択し継続して使用していく
必要性がある。
②歯科医師・歯科衛生士による虫歯や歯周病の原因となる細菌や毒素の洗
浄・バイオフィルム除去
▶︎細菌叢(元々持っている善玉菌や悪玉菌のバランス)は変わらない
が、病気の原因となる細菌を定期的に洗浄し全体数を減らすこと
で病気が発症・進行しないようにコントロールしていくことが重
要。洗浄して細菌数を減らしてもその後、数週間から数ヶ月で細
菌数は徐々に増えていくため、定期的に洗浄し細菌数をコントロ
ールしていく必要がある。
先にもお伝えしたとおり、お口の健康(健口)を維持していくためには患者さまと歯科医師・歯科衛生士との二人三脚です。
ご自身が歯磨きでケアできるところはご自身の役割で、歯ブラシが届かない歯ぐきの中や歯ブラシで除去できないバイオフィルムの除去は歯科衛生士の役割です。
一緒にお口の健康(健口)を維持するために協力していきましょう!
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤真衣
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銀歯の下、気になりませんか?
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 笠原です
書き上げた記事が消えていてショック…気を取り直して、書き直しています。
さて、皆さんは虫歯の治療をしたことがありますか?
私はあります。
奥歯の方がことごとく虫歯の治療で詰物や被せになっています。
中高生の頃、きちんと磨けていなかったのでしょうね…
一番大きな虫歯になった、という記憶は高校3年生の時。
頬の肉が少し触れるだけで、激痛が走り、
すぐに歯医者に連れて行ってもらいました。
初めて神経を取ることになり、とても怖かったのを今でも覚えています。
さて被せになって、16年ほどが経ち、他の歯も当院である
なかむら歯科クリニックで診てもらうことになりました。
なんと、被せと歯茎の際から虫歯になっている可能性大!とのこと。
これ、2次虫歯、といいます。
むし歯で修復したところがまた虫歯になっていることです。
被せを外すなんて、考えただけでも、銀歯を削る音やにおい、振動が好きではありません!いや!(好きな人なんて殆どいませんよね…)
ということで、1,2カ月渋っていた気がします…
患者さまには治療を進めながら、自分が患者になるとしり込みしていしまうこの矛盾。なので、潔く治療に入られる患者さまは、本当にすごい!と思います。
さて、実際に3本ほど順に被せや詰め物を外していきましたが…
実際に、大むし歯でした。
痛みはなかったのですが、詰物の所もあと一歩のところで
神経を取ることになるところでした。
治療後は、銀歯ではないものにしてもらい、今後の歯の寿命を
少しでも上していけたらと思っています。
詰物や被せはセメントでくっつけていますが、
銀歯はそのセメントが劣化して、外へ流れ出すとこで空洞ができ、
2次虫歯になるリスクが高いとされています。
ずっと昔に治療した銀歯、気になったら歯医者さんで診てもらってくださいね。
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 笠原
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