医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士三原です
本日は妊婦さんへ向けた内容です!
妊婦さんは妊娠初期はつわり、中期からはお腹が大きくなり大変ですよね
お腹に赤ちゃんがいる10ヶ月の間にお母さんは心身共に大きな変化が沢山あると思います
特に妊娠初期はお母さんのお口の中のトラブルが起こりやすいです。
・虫歯や歯周病になりやすい、進行しやすい
・親知らず周辺の炎症起こりやすい
・口臭がきつくなる
など様々です
特に多くの方の負担になるのがつわりだと思います。
つわりで、歯ブラシがお口に入るだけで気持ち悪さを感じてしまう方はなるべくヘッドの小さいものを選んで歯磨きをしてみましょう!
また、匂いや味が控えめの歯磨き粉を使う事もいいでしょう!
それでもどうしても気持ち悪くて歯ブラシを使えないという方は水や洗口液を使ってうがいをするようにしてみて下さいね
つわりで嘔吐する方もいらっしゃると思いますが、その後にすぐ歯磨きをするのは注意が必要です!
歯は酸によって溶けて仕舞うので、嘔吐時は胃酸により少し歯が溶けてしまっている状態です
その時に歯ブラシをすると歯の表面を削ってしまうので、かえって良くありません。時間を置いてから歯を磨いてあげましょう。
妊娠中期に入ると段々とお腹が大きくなってきますね
初期に比べて少し体調が安定してくる時期です。
歯医者で治療を行うのはこの時期が一番負担が少くできる為おすすめです。
ただつわりも落ち着き、食事の回数が増えるので注意が必要です!
お口はいつも中性ですが、食べ物を食べると酸性に傾きます。
酸性に傾いている時間が長ければ長いほど虫歯のリスクは高まります
時間をかけて唾液の働きで中性に戻るのですが、食べ物が頻繁にお口の中に入ってくると中性に戻る時間が無く、結果的にずっとお口が酸性の状態になります。
食べる回数が増える分、毎食後の歯磨きはしんどいかもしれませんが、お水やお茶などを飲むことなどで対処していきましょう!
当院では託児も併設しております!
利用の際はお声掛けください!
いつも頑張るお母さま方の支えになれるように、不安なことがありましたらいつでもお話聞かせてください!
医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽です。
突然ですが皆さん自分の歯磨きは完璧ですか?
むし歯予防としてまずは自分の歯のどこに歯垢がついているのか知ることが大切です!
歯周病も虫歯も口臭予防も歯磨きが出発点です。
しかし、実際は磨き残しがものすごくあることに気づいていません。
そこで染め出し液を使えばどこが磨けていないのか一目瞭然です。
そうすれば、磨き残しのないブラッシングテクニックをマスターできます。
染め出し液の使用法
虫歯予防実践①
染め出し液を綿棒などに付け、鏡を見ながら歯全体に塗ります。
その後軽くうがいをしてください。
そうすると、歯垢が付いている所が赤く染まります。ここをよく確認したうえで歯磨きをします。
練習の時は歯磨き剤など何もつけずに赤い部分を綺麗に磨いていきます。
自分で十分磨けたとおもったら磨き残しのチェックをします。
虫歯予防実践②
本人は十分磨けたと思っていても、よく見ると赤く染め出されたところが残っていることがあります。
特に歯と歯茎の境目や、歯と歯の間の部分は磨き残しが多くなります。
鏡でよくチェックし、再度磨き残しを磨きます。
むし歯予防③
赤く染まった部分がなくなればしっかり歯垢を落とせた証拠です。
染め出しは一日だけで終わりではなく、定期的に行い、自分が磨き残しやすい場所を知り、磨き残しのないブラッシングを習慣化しましょう!
一人で家で行うのが難しいという方は、当院でも歯科衛生しがブラッシング指導として、染め出しをして皆さんに合った歯ブラシを処方し、磨き残しやすい場所や磨き方を徹底的にお伝えしますすので、希望のある方はお声掛けください。
自分の磨き残しやすい場所を知って、虫歯予防歯周病予防をしてきましょう!
医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽