がん治療に歯科が役立つって本当?/根面虫歯って?

がん治療に歯科が役立つって本当?

こんにちは!福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 坂本です。

がんになる方は増加の一途をたどっています。

悪性新生物(がん、肉腫、血液のがんの総称)が原因で亡くなられる方は、昭和20年代から右肩上がりとなっています。

ですが、各種のがん検診に広がりにより、がんが早期発見される確率は増加していますし、がん治療のレベルも上がっていて、手術スキルの向上や抗がん剤の開発も進んでいます。

手術の際は、肺炎などの合併症が起こることがあります。

また、抗がん剤治療と放射線治療では、治療の性質上、どうしても副作用が生じます。

こうした合併症や副作用は、治療の完遂を難しくするものですが、これらの頻度や程度を軽減するのに、歯科受診が助けとなるのです。

がんの手術は、多くの場合、全身麻酔で行います。

このとき人工呼吸用のチューブをお口に入れるのですが、

その際、歯が折れたり抜けるのを防いだり、手術後の肺炎や傷口の細菌感染を防ぐために歯科治療が重要となるのです。

お口の中には非常に多くの細菌がいます。

放置されている虫歯や歯周ポケットは細菌の温床です。

そのため、歯科で事前に応急的な治療を済ませてから手術に臨んでいただくのが理想です。

入れ歯を使っている方は、入れ歯を清潔にすることも欠かせません。

ご自身の健康を守るためには、お口の『健口』を守ることも非常になってきます。

ぜひ定期的な健診に皆様お越しくださいね!!

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 坂本

根面虫歯って?

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 

歯科衛生士 川上です。

みなさんは歯ぐきが下がってしまい、根っこのあたりが虫歯になってしまったことはありますか?

加齢とともなって増える「歯ぐき下がり」

30代から増えはじめ、40代では8割の方に見られます。

歯ぐきが下がると、歯の根が露出します。

この根面は歯の噛むところを覆うエナメル質より酸に溶けやすく、虫歯になる危険性が高いです!

気付かないうちに発生し、進行しやすい根面の虫歯。

歯ぐきが下がり根面が見えてきた方は、予防のために

「食後5分以内に口をゆすぐ」

「すすがないと気持ち悪い」

という意識をもつとよいでしょう。

歯ぐきはコラーゲンで出来ているため、強い力で歯磨きをすると歯ぐきがどんどん下がってしまいます。

硬めの歯ブラシよりふつう~やわらかめの物がおすすめです。

歯と歯ぐきの境目は歯ブラシで優しく磨いてくださいね!

詳しい磨き方や歯ブラシ選びのポイントは当院でもお伝えできます。

気になることがありましたらご連絡ください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 川上

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