ジェルコートFについてご存知でしょうか?/歯周病の検査で何を知ることができる??

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 

歯科衛生士 小林理香

ジェルコート Fについてご存知でしょうか?

ジェルコートFの2つの使い方をお伝します。

一つ目は、通常の歯磨きの際に、歯ブラシの端から端までたっぷりのせて、ジュルを全体的に行き渡らせてしっかり歯磨きしましょう。

細菌を減らすイメージでしてみましょう。

フッ素が入っているので、必要以上に何回もうがいはしないように注意しましょう。

うがいをしすぎると、良い成分フッ素の効果である、歯質の強化する成分ががなくなってしまいます。

出来れば1回だけにしましょう。

もう一つは、フッ素コートとして。

量は、全体的に塗れるぐらいで良いです。フッ素を塗布としていきます。

歯磨きの後に、ジェルコートFを歯ブラシにつけて、行き渡らせていきます。

うがいはせずに、唾液やツバを吐き出すぐらいで良いです。

気になれば、出来れば、うがいは少量のペットボトルのキャップぐらいの量で、軽くうがい1回程度にしてください。

その後は、30分飲食は控えましょう。

ジェルコートFは、抗菌作用も含まれており、歯茎から出血する方、歯周病予防にも効果的になります。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小林理香

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歯周病の検査で何を知ることができる??

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺

歯周病の検査は主に3つあり、

1⃣プロービング検査

プローブという器具を使用して歯周ポケットの深さを測ったり、歯ぐきからの出血の有無、歯が動揺していないかを検査

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2⃣レントゲン検査

レントゲン写真を撮影し、歯を支えている骨(=歯槽骨)の状態を調べる検査

3⃣プラーク(=歯垢)の付着状況の検査

歯周病の原因となる細菌の塊であるプラークの付着している場所や付着量などを確調べる検査

歯周病は細菌感染症の1つで、歯と歯ぐきの境目や歯ぐきの中に繁殖した細菌の毒素によって歯ぐきが腫れたり、歯を支えている骨(=歯槽骨)が溶けて壊れていく病気です。

歯周病がかなり進行してくると歯ぐきから出血したり、歯がグラグラ動いたりしてきますが、初期の段階では自覚症状はほとんどありません。

そのため、歯周病の状態を知る、早期発見・早期治療のためには歯科医院で定期的に検査を受けることをお勧めします。

歯周病は早い人は20代から始まり、軽度歯周病〜重度歯周病も含めて30代以上の3人に2人が歯周病になっていると言われています。

歯周病の原因は細菌感染だけでなく、歯列不正(歯並びが悪い)や不正咬合(悪い噛み合わせ)、過剰な咬合力(強すぎる噛む力)、生活習慣・喫煙などもあります。

細菌感染は歯科医院で歯石の除去や細菌の洗浄など歯周治療が必要であり、歯列不正や不正咬合に関しては矯正治療などが必要になることもあります。

過剰な咬合力に対してはマウスピースの使用を検討する必要があったり、生活習慣・喫煙などはご自身での摂生・コントロールが必要になります。

歯周病にならないように必要なことを知り、歯周病が発症している場合には進行を抑制できるようにするために、まず病気を知ること、そして現状と今後のリスクを知ることが重要です。

自分に必要な治療・ケア方法を知り、担当の歯科衛生士と一緒に行っていきましょう!

福山市 医療法人幸美会

なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小澤真衣

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