インプラントへの歯磨きはどうされていますか?
福山市医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小林理香
インプラント治療を受けて、定期的に予防治療へ来てプロシェショナルケアを受ける方が多いですが、
毎日の歯磨き、ホームケアは、インプラントの周辺は、どのように清掃をされていますか?
もしかしたら、特に特別な方法でされてない方もいるかもしれません。
インプラントという高額治療をされ、今後は、しっかり管理したいですよね。
インプラントも歯周病になりますから注意が必要です。
清掃する際に、手間が一つ増えるのは面倒なことですが、専用の道具を使うことで、インプラント独特な形態へ上手く歯ブラシの毛先があたり、今後の状態を歯茎の炎症もなく、快適に過ごせるのではないでしょうか。
もう歯を失うことは避けたい、インプラントも維持させたいと思うので、
①インプラント専用の歯ブラシ②ペリオブラシを紹介します。
インプラント用歯ブラシ I -20 インプラントは、天然の歯と比べて、ふくらみが大きく、歯ブラシが届きにくいです。
また、歯周病にかかると、進行が早く、骨がとけてしまうと維持が難しくなります。
そこで、毛先がインプラントのふくらみにフィットする形態の歯ブラシが最適です。
インプラント以外の歯にも使用できます。
②ペリオブラシについて、毛細管現象によって、細菌を浮かせて毛先で絡めとってくれます。
優しくゆっくり動かすのがこつです。
細かいところにもとどき磨きやすいブラシになります。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小林理香
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ガムピーリングとは?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺
ガムピーリングとは歯ぐきの色素沈着などを薬液やレーザーを使用して除去する治療です。
当院では薬液を使用したガムピーリングを行っています。
歯ぐきの色が黒ずんでいたりすると不健康な印象を与えてしまったり、思いっきり自信を持って歯が見えるくらい笑うことにコンプレックスを持たれる方もいます。
【歯ぐきが黒ずんでしまう原因】
・タバコ(能動喫煙も受動喫煙も含む)
・口呼吸
・紫外線
・刺激的の強い食べ物
・刺激の強いブラッシング など…
日常的な刺激によって歯ぐきの皮膚の下にあるメラノサイトという組織が歯ぐきを守るためにメラニン色素を作り出し、歯ぐきが黒ずんでしまうんです…
また、遺伝的な理由で生まれつきメラニン色素が発生しやすい方もいます。
【治療の仕方】
色素沈着している部分にフェノールという薬液を塗布する
↓
数分置き、無水エタノールという薬液を塗布する
そうすると薬液を塗布した部分がグレー色っぽく変化
↓
この色が変わった部分が、約2日後くらいから皮がめくれてきて1週間程度でキレイなピンク色の歯ぐきに生まれ変わります。
治療の際は薬液を塗布した時に少し痛みがあるのと、治療後は皮がめくれる時とめくれた直後に違和感を感じたり、少し痛みを感じる程度です。
私自身も元々メラニン色素が発生しやすいということと、両親の喫煙によって歯ぐきが色素沈着しており、ホワイトニングをして歯は白くなったのに歯ぐきの黒ずみのせいでどこか口元に自信が持てずにいました…
初めてガムピーリングをして、歯ぐきの色が健康的なピンク色に変わったときの嬉しい気持ちは今でも覚えているくらい変化がありました!
【before】 【after】
もちろん効果が一生続くわけでは無いので、数ヶ月〜数年経過するとまた後戻りして少し黒っぽく変化してきますが、一番最初の状態までは戻らないのでとても満足しています!
今は数年に1回、時間が経過して色味が気になった時に再度ガムピーリングをして歯ぐきの色味をキープするようにしています。
歯ぐきの色味が気になっているという方はぜひ一度ご相談くださいね!
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤真衣