顎関節症ってなに?/感染根管治療って?

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本

みなさん、食事中に顎が痛む…。大きく口を開けるとカクっと音がする…。

などの症状はありませんか?

顎関節症の可能性があります。 

顎関節は、下顎を動かすために必要な関節で、耳のすぐ近くにあります。 

関節円板と呼ばれるクッションがあり、顎をスムーズに動かす役割があります。

その関節円板が何らかの影響で、スムーズに動かず、引っかかってしまうと口が開きにくくなったり、痛みが出たりします。

主な症状としては、何もしなくても顎が痛むや、口が大きく開けられない。

食事をしていると顎が疲れる。口を大きく開けると音がする。などがあります。

・顎関節症の原因

歯ぎしり…歯ぎしりをしていても音がしない事があるので、気づかない方も多いかもしれません。

寝ているときは、無意識に強く歯ぎしりしてしまう事も多いです。

食いしばり…食いしばりは、日中に無意識にしてしまう事も多いです。集中している時に起こる事がおおいです。

強打などの外傷…スポーツや事故等によって顎を強打したり、異常に硬い物を思わず強い力で噛んでしまった時など。

・治療の方法

まずは顎の安静が一番です。軟らかい食事を心がけましょう。痛みが強い場合にはスープや、ヨーグルト等軟らかいものをたべましょう。

大きく口を開けるのは避けて下さい。あくびの力をコントロールしたり、食事で大開口は避けましょう。

もし、顎の痛みや同じような症状がある方は、お気軽にスタッフにお声がけください。

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 岡本

感染根管治療って?

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター伊達

虫歯で痛くなったら歯の神経を取れば、痛みは治まることはご存知ですよね。しかし、「神経をとった歯も、再び痛くなる」と言う話をご存知の方は少ないようです。

①咬むと痛い。

②冷たい水はしみないのに温かい飲み物はしみる、うずく痛みがある

③歯が重く感じる

なんて症状ありませんか?

まず、基本的な虫歯の進行状態ですが、歯髄炎(神経まで虫歯が進行した状態)、根尖性歯周炎(歯の根の先まで虫歯が進行した状態)が読発症として起こります。

つまり、虫歯になると虫歯菌が根の先まで到達して、根の先の骨の中でばい菌が住家を作ります

そして、根管治療をするわけですが

根管治療とは、虫歯などで炎症を起こした歯の神経を取り、感染物質によって汚れてしまった根の中を、キレイに清掃し消毒をする治療のことです。

歯の中の細菌で汚染された空間(歯髄腔)や壁(根管壁)をさまざまな器具、薬液を使用して、機械的(物理的)、科学的に清掃します。

根管内も清掃・消毒し、充填(詰め物)をします。

ではなぜ神経がない歯が痛くなるの?

 

それは、歯に神経がないから冷たい物にしみるなどの痛みは無いのですが、歯の周囲の歯茎・骨には神経がありますから、ばい菌が歯の根の先で広がり始めると、神経がない歯でも痛みは出るという事です。

根管の状態は非常に複雑で、根管治療はとてもデリケートな治療です。

世界的権威の歯科医でも100%の治療を行うのは実は非常に困難なのです。

そのうえ、歯磨きなど疎かにされると、歯の周りから再びばい菌がはいり、再発しやすいです。

再発しないためにも、治療が終わっても自宅での歯磨き及び歯科医院での定期検診(3~4ヶ月毎)が非常に重要となります。

今日も笑顔で一日過ごせますように ☆

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター伊達

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA