親知らずはなぜ抜くの?
こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 山岡です。
みなさんは、親知らずを抜歯された経験はありますか?
そもそも、親知らずって自分の歯にあるの?という方がいらっしゃるかもしれません。
親知らずは、18歳〜20歳頃、親も知らない間に生えるということから親知らずという名前なのです。
歯茎からしっかり生えていたり、歯茎に少しかぶって少しだけ生えていたり、生えていなかったりと、親知らずは様々です。
ご自身の歯を鏡で見て数えた時に、前歯から8番目に位置する歯が親知らずです。
生えていないから無いんだ!と思っても、歯茎の中に埋まっている場合もあります。
私も親知らずは生えていませんが、歯茎の中に埋まっています。
親知らずの有無は、全体が映るレントゲン写真を撮ると確認することができます。
私も、高校生の時に行った歯医者さんでレントゲンを撮ってもらって、初めて親知らずがあることを知りました。
私の場合は、何も症状がないため、抜歯をしていませんが、親知らずによって様々な障害が起こることもあります。
◯親知らずとその前の歯が虫歯になりやすい
◯親知らずの周囲の炎症が広範囲に波及する
◯前歯の歯並びがくずれてくる
などが挙げられます。
では、親知らずの抜歯をした後は、どのような症状が出るのでしょうか?
◯腫れる
◯口が開けづらくなる
◯唾を飲んだら喉が痛い
↑これらの症状は、術後2〜3週間後に治ります。
◯唾液の中に2〜3日は血液が混じる
◯下の親知らずを抜歯した場合、
下唇、下の歯、舌の知覚麻痺や知覚鈍麻、しびれが起こる場合がまれにある
場合によって、麻痺が残ることもあります。
親知らずは、抜くのも抜かないのも様々なメリット、デメリットがありますね。
悩まれてる方もそうでない方も、お口の中はみなさん様々なので、まず歯医者さんに行って、ご自身のお口の中の状態を医師から説明を受けることをおすすめします。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 山岡
正しい「食べる姿勢」って?
こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 坂本です。
皆さんのお子さんは良くない姿勢でお食事されていませんか?
オリンピックの選手が正しいフォームで身体を動かしてパフォーマンスを発揮しているように、食べる時にも正しいフォーム=姿勢があります。
正しい姿勢とはつまり、よく噛めて安全に飲み込める姿勢です。
食べやすく飲み込みやすいのはもちろん、お口の筋肉を動かしやすい姿勢なので、お子さんの食べる機能の成長がおのずと促されます。
お口の筋肉はしっかり動かして食べられるようになることで、顔面や顎の成長発達に繋がるほか、舌や頬を動かす力が付いていきます。
これは歯並びやお口ポカンの防止にも影響します。
※正しい「食べる姿勢」
①顎が上がっていない
②机の高さが身体に合っている(ひじが90°に曲がるくらい)
③背もたれに寄りかからない(小さいお子さんの場合はクッションを置いてもOK)
④背筋が伸び骨盤が立っている
⑤椅子の高さが身体に合っている
⑥膝の角度は90°ぐらい
⑦足の裏全体が床についている(足が届かない場合は台を置く)
皆さんできていますでしょうか??
ちなみに、正しい食べる姿勢は私たち大人にも大事です。これを機会に、皆さんもご自分の食べる時の姿勢を見直していきましょう!
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 坂本