虫歯の出来やすいところって?

福山市 引野町 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニックの岡本です。

みなさんはどこが虫歯になりやすいか知っていますか?

歯の中でも、虫歯になりやすく要注意の場所があるんです!

・奥歯の噛み合わせ 

奥歯の噛み合わせには、元々歯の形態的に溝があります。

その溝には細菌が停滞しやすく、歯ブラシの毛先も届きにくく虫歯になりやすいです。

・歯と歯の間

歯と歯の間は、歯ブラシがほとんど届かない所なので、細菌が停滞してしまいます。

歯間ブラシや糸ようじ(フロス)を一緒に使う事で、細菌を減らすことが出来ます。

・歯と歯茎の境目

歯と歯茎の境目は、頬っぺた側であれば鏡を見て、歯ブラシがどこにあっているのかをしっかり確認しながら磨くと磨き残しを少なくすることが出来ます。

ですが、前歯の辺りは、唇があるため、磨き残しが増えてしまいます。なので、唇をよけて歯磨きするようにしましょう。

☆初期虫歯について

虫歯は色が黒くなるというイメージがあるかと思いますが、初期虫歯の色は白っぽくなります。

初期の段階であれば、進行さえしなければ削る必要はないので様子見することも多いです。ですが、油断していると、穴が空き始めてしますので、要注意です!

最後に虫歯になるには4つの原因があります。

一つ目は、虫歯菌です。お口の中には約3億の細菌がいると言われています。

その中でミュータンス菌というものが虫歯になる原因の菌です。

二つ目は糖質です。ミュータンス菌が糖を、分解してねばねばしたものを作ります。

三つ目は歯の質です。歯の並びや、元々歯の表面が弱い方がいます。

その方は、その歯が作られて時期に病気などでうまく栄養がいかず、未完成の状態で生えてきてしまいます

四つ目は時間です。糖質を取る時間が長かったり、だらだらお菓子を食べたりすると、歯に糖が接触している時間が長くなり歯が溶かされしまいます。

これらのことに気をつけながら、虫歯になりにくい、健康なお口の中を維持していきましょう! 

福山市 引野町 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 岡本

ルシェロP10・P20という歯ブラシを知っていますか?

▶ルシェロP10

毛先が短い毛と長い毛が混合しています。

長い毛は、歯と歯茎の際のところに毛先が入り込みやすく、歯と歯の間にも毛先が入りやすいので清掃性がとても良いです。

歯周ポケットに毛先が入ることで歯茎のマッサージにもなり歯茎を引き締めることが出来ます。

短い毛は歯の表面の汚れを効率よく除去することができます。

また、歯ブラシの先が先端集中型になっており、ピンポイントに磨くことができます。

そのため、一番奥の歯の届きにくいところや、歯並びが悪く磨きにくいところも磨きやすいです。

持ち手の部分は少し太めで滑りにくいようにゴム状の材料を使用しています。

また、カーブがあるため歯列に沿わせやすくなっています。

▶ルシェロP20

特徴はP10とあまり変わりはないが違うところは、ヘッド部分がP10は3列でP20は4列になっている。

3列のものより汚れを除去できる効率が上がる。

また、ヘッド部分がP10より小さくなっており女性におすすめです。

通常の歯ブラシは成人男性・女性の両方を対象にしているため、女性には大きいと感じることもありますが、この歯ブラシは成人女性が使いやすいように設計されています。

福山市 引野町 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 清水

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA