コロナ禍で顎関節症が増えている?/虫歯になる条件ご存知ですか?

コロナ禍で顎関節症が増えている?

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター坂本です。

2人に1人が生涯に一度はなる顎関節症。これは現代人に限ったことではなく、我々の祖先も悩まされてきた問題です。

というのも顎関節症は人類の進化と密接な関係があるのです。

ライオンなどの肉食動物は、大きく口を開けて獲物にかぶりつき肉を切り裂けるように、顎関節は上下方向の動きに特化しています。

一方、ヒツジなどの草食系動物は、植物をすりつぶして食べるために、顎関節は左右方向の動きに特化しています。

対して雑食であるヒトは上下方向・左右方向どちらの動きもできるように顎関節が進化しました。

そのおかげで、さまざまな食物を咀嚼し栄養にできるのですね。

また、人類が二足歩行になれたのにも顎関節の進化が関係しています。

四足歩行の動物の顎は、大きく開くときに単純な回転運動をします。

しかしヒトの場合は、頚椎との位置関係から、回転運動だけでは開いた顎が軌道を圧迫してい息ができなくなってしまいます。

そこでヒトの顎は、開いた時にやや前方にも動くようになりました。

効率的な咀嚼のために上下左右に動き、しかも呼吸を妨げないようにやや前方へも動く。

そうした高度に複雑な動きができるように進化したからこそ、ヒトの顎関節はトラブルを起こしやすいのです。

感染予防のために生活様式が変わり早2年。

マスク着用により顎が常に緊張している、無意識に上下の歯を触れ合わせている、前傾姿勢や猫背になっている、自粛生活でストレスが溜まってる・・・。

これらは全て顎関節症の原因となり、世界的にも顎関節症が増えています。

顎関節症を予防するには、生活習慣や普段の姿勢を見直すことが大切です。

でも、症状が出ても早期に適切な対応ができればほとんどが改善しますから、痛みや顎の開けにくさを感じたらすぐに歯科医院へ来てくださいね!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 坂本

虫歯になる条件ご存知ですか?

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 山岡です。

寒い日々が続きますが、みなさん体調はいかがでしょうか?

こたつに入って、あったかい部屋でアイスや甘いお菓子を食べるなんていうのも冬場ならではで幸せですよね。

甘いお菓子と聞くと、虫歯になってしまう、というイメージがあると思いますが、それだけで虫歯になってしまうのでしょうか?

みなさんは虫歯になる4つの条件ってご存知ですか?

〜虫歯になる4つの条件〜

①虫歯菌

お口の中には約3億個の細菌が住んでいます。その中でミュータンス菌がプラークの原因となります。

②糖質

食べ物の中の糖分をミュータンス菌が分解して、ネバネバしたデキストランを作り、これが歯にこびりつきます。

③歯の質

歯の形や歯並び、そして歯の作られる時期の栄養や病気などが、虫歯に強い歯や弱い歯を作ります。

④時間

歯が糖質に接触する回数、時間が増えると虫歯になります。

この4つが挙げられます。

また、虫歯は、

①奥歯の噛み合わせ

②歯と歯の間

③歯と歯茎の境目

に虫歯が発生しやすいため、この3つの部位を気をつけて歯磨きしましょう。

特に乳歯は永久歯よりも虫歯の進行が速く、すぐ虫歯になってしまいます。

お子様が磨いた後も、10歳になるくらいまでは

仕上げ磨きをしてあげて下さい。

また、おうちでもフッ素ジェルを使って虫歯予防をすることをオススメします。

お子様だけでなく、大人の方にも効果はあるため、親子揃って使って頂けます⭐︎

ご家族で協力して、虫歯になりにくいお口の中を目指しましょう♪(^^)

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 山岡 芽生

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