根面の虫歯って?/歯の本数が人付き合いに影響する?

根面の虫歯って?

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 川上です。

みなさんは根面の虫歯ってご存知ですか?

文字通り、歯ぐきが下がり、根っこが見えてしまっているところに虫歯が出来ることです。

根面虫歯は厄介なことに、「早期発見が非常に難しい」ことです。

咬む面の虫歯は出来始めに白く濁るので、患者さんにもそれとなくわかります。

ところが、根面の象牙質はもともと黄みがかっているため、出来始めの虫歯は白く濁りません。

うっすらと色が変化する程度なので、残念ながら専門家の目でも最初期の発見は非常に困難です。

自覚症状もほとんどなく、唇にかくれる位置にできるので、鏡でも見えにくいのです。

そこで、取り入れて頂きたいのが、フッ素です!

根面虫歯の進行抑制と予防は、歯科の定期検診が欠かせません。

さらに、ご自宅で毎日フッ素を活用してもらうと、より予防効果が高まります!

大切な歯を守るために、定期検診+フッ素で予防していきましょう。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 川上

歯の本数が人付き合いに影響する?

こんにちは。医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター坂本です。

会話による感情の動きは、筋肉や脳に刺激を与えます。

人との交流が少ない状態である「社会的孤立」は、新進の健康に悪影響を及ぼし、喫煙と同じくらい寿命に影響すると言われています。

お口には話したり、笑ったり、食事をしたりと、人と会う時に必要とされる昨日が満載です。

しかしお口の健康がどの程度、人の行動に影響するのかを検証した研究はほとんどありませんでした。

そこで、65歳以上の日本人と英国人を対象に、「残っている歯の本数」と「入れ歯の使用/不使用」が人との交流、つまり「社会的孤独」にどのように影響があるのか調べた結果があります。

日本人11万9829人、英国人3958人の調査結果を解析すると、日英ともに「歯が少ない人ほど社会的孤立状態になりやすい」ことがわかりました。

日本人の場合、残ってる歯が「20本以上」の人に比べ、「0~9本で入れ歯不使用」の人は社会的孤立状態になる可能性が1.8倍になっています。

興味深いことに、英国人のほうがこの傾向は顕著でした。

残っている歯が「0~9本で入れ歯不使用」の人が社会的孤立状態になる可能性は、日本人よりもかなり高く、3.5倍となっています。

英国人は、歯が少なくなると人と会うのをためらう傾向が強いといえますね。

欧米のニュース映像では、コロナ窩でもマスクをしていない人がよく見られました。

社会学のある論文によると、人とコミュニケーションを取る際に、欧米人は口元を重視し、アジア人は目を重視するそうです。

コミュニケーションに口元をあまり重視しないことが日本人の高いマスク着用率に繋がり、新型コロナウイルス感染症の被害を欧米よりもかなり少ない水準に抑えられているのかもしれません。

また、入れ歯を使っている人は社旗的孤立状態になる可能性が低いようです。

たんに咀嚼のためだけでなく、人付き合いの意欲を起こさせるうえでも、入れ歯は役立っているんですね。

人生100年時代と言われています。ぜひ、美味しくお食事、ご友人とのコミュニケーションを笑顔で楽しむためにも、ご自身の歯を大切になさってください!

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 

トリートメントコーディネーター 坂本

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