知覚過敏予防の歯磨き粉って何?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣
今日は「知覚過敏予防の歯磨き粉」についてお話をします。
そもそも「知覚過敏」とはどういった症状なのでしょうか?
虫歯ではないのに冷たい物がしみる・・・
歯磨きの際に歯ブラシがこすれるとしみる・・・
こんな症状を経験されたことはございますか?
知覚過敏は、過度のブラッシング圧による擦過や歯周病により歯肉が下がってしまった箇所は歯と歯茎の境目の根っこが露出してしまいます。
根っこの部分は歯の表面の部分に比べると柔らかい組織になります。
ここがすり減ってしまったり、歯周病だけでなく歯ぎしりやくいしばりにより歯に細かなヒビが入っている部分からもしみる症状が出てしまうのです。
そういった「知覚過敏」にお悩みの方に是非おすすめした歯磨き粉があります!!
「メルサージュ ヒスケア」です。
「ソフトミント」と「グレープフルーツミント」の2種類のフレーバーがあります。
知覚過敏によって歯がしみるという症状を防いでくれる薬用成分がしっかり配合されています。
大きく「硝酸カリウム」と「乳酸アルミニウム」という薬用成分が配合されています。
「硝酸カリウム」はカリウムイオンが歯の神経の周りで痛みや刺激の伝達を防いでくれます。
「乳酸アルミニウム」は開口した象牙質を塞いでくれようとするため、刺激のブロックをしてくれます。
また、虫歯予防に効果的な「フッ化ナトリウム」も1450ppm配合しています。
さらに歯周病予防に効果的な「β-グリチルレチン酸」も配合されています。
知覚過敏予防が売りの歯磨き粉ですが、一緒に虫歯や歯周病も予防してくれる薬用成分が配合されているのは嬉しいですね。
通常の歯磨き時に、強く磨いたり磨きすぎには注意しながらご使用ください。
泡立ちも少なく快適に歯磨きを行うことが出来ます。
気になる点がございましたら、スタッフにお声掛けください。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣
フロスの正しい使い方知ってますか?
福山市医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平です
皆さんは、日々歯磨きする中でフロス(糸ようじ)を使用していますか?
使った方が良いのは分かっているけど使っていない方
使っているけどきちんと使えているかは分からない方いませんか?
まず、フロスを使用した方が良い理由について説明します
①歯と歯の間の汚れ(食渣やプラーク)を落とすことが出来る
歯ブラシで磨いただけだとプラークは全体の60%程しか落とすことが出来ません
しかし、フロスを使用すると全体の90%程のプラークを落とすことが出来ます
どれだけ一生懸命歯磨きをしても歯と歯の間には歯ブラシの毛先が入らないため
ここのひと手間が、虫歯予防になるんです
②歯と歯の間で出来た虫歯に気付くことが出来る
いつもスムーズに通せていたところが、ほつれたり切れてしまう事があります
これは、 歯と歯の間で虫歯が出来た際に穴にフロスが引っ掛かり起きます
しみたり痛みが出る前に見つけることが出来るため比較的初期の段階で
治療することが出来ます
フロスはただ歯と歯の間に入れて抜くだけでは意味がありません
しっかり歯にこすりつけることが大切です
正しくフロスを使って虫歯や歯周病を予防しましょう!
医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平