歯周病の感染経路は?
みなさん‘歯周病’という言葉をきいたことはありますか??
テレビCMなどでも見かけるため、言葉をきいたことがある!
という方は多いのではないでしょうか。
歯周病とは簡単に言うと歯が埋まっている骨を溶かす怖い病気です。
そしてその骨は一度溶かされると戻ってくることはありません。
歯周病はほったらかしにしているといずれ歯がぐらついてきて
抜けていってしまい、歯があった時と同じような食事が
難しくなってきます。
歯周病ってどうやったらかかるの?
と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも人は生まれた時にはお口の中に歯周病菌は
存在しません。
しかし、スキンシップや食事をする中で
人からうつされているのです!!
今も家族の間でうつしあっている状態かもしれません。
回し飲みや回し食い、箸の使い回し、キス、くしゃみ
などが感染ルートとしてあげられます。
かなり身近なことでみなさん驚かれたのではないでしょうか。
完璧に気を付ける!というのはかなり難しい話になりますよね・・・。
ここで対策としては、家族で歯周治療を受け
定期的に検診に行くことをお勧めします。
家族全員がインフルエンザにかかっていた場合に
家族のうち1人だけが病院に行って、
インフルエンザが治ったとしても
家に帰るとすぐうつってしまいます。
歯周病もこれと同じと考えてくださいね。
自覚症状がなく、自分は歯周病にかかっているかわからない
という方も多いとおもうので、
まずは歯医者への受診をおすすめします^^
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 岩田 歩乃歌
食事のコントロールで大切な事とは?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣
こんにちは。今日は「食事のコントロールについて」お話をします。
皆さん、虫歯にならないように歯磨きを行いますよね。
正しい歯磨きの方法ももちろん大切ですが、食事のコントロールもお口の中を健康に保つためには重要と言われています。
普段お口の中は、弱アルカリ性が正常な値になります。私たちは食事や間食を行うたびに、お口の中が急激に「酸性」になります。
お口の中が「酸性」になるという事は、歯が溶けてしまいやすい環境が生まれているという事なのです。
しかし、唾液の作用によって酸性になったお口の中はアルカリ性への引き戻してくれる作用があります。
そのため、唾液の分泌量が多ければ多い程、この「緩衝能」という作用は高まる為、むし歯になりにくいとも言われています。
1日に「朝・昼・夜」と規則正しい食事を取ることで、1日3回とお口の中が「酸性」になる回数も減ることになります。
しかし、食事以外に1日に何度も間食をとったり、だらだらと長時間にわたり食べているようであれば、酸性の状態が続いてしまう為非常に注意が必要になります。間食も短時間に1度で済ませることをおすすめします。
また、就寝中は唾液の分泌量が低下するため、緩衝能も弱まります。そのため、就寝前は何も食べないように心がけてみて下さい。
食事のコントロールにも十分注意しながら、お口の健康を守っていきましょう!!
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣