老化の予防は、まず自分の口の中を知る事からです
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 石原
口の老化には兆候がいくつもあります
かむ・飲み込む・話すなどの機能は
身体と一緒で段々と筋肉が衰えていってしまいます
「飲み込むとむせる事が多くなった」などもサインの1つです。
様々な兆候がありますが、いくつか紹介します
◎ものが飲み込みにくいと感じる事がある
◎食事中にむせる
◎食べるのが遅くなった
◎硬い物が食べにくくなった
◎口から食べ物がこぼれることがある
◎口の渇きを感じる事が増えた
◎口臭が気になる
◎麺をすするのが難しく感じる
◎歯科治療中に口に水をためていられなくなった
などなど・・・
では、なぜ老化すると良くないのかですが
「窒息の危険性が高くなる」
「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)のリスクが高くなる」
などの危険性が考えられます。
飲み込むことや、かむ事ができなくなってくると
必要な栄養分を十分に摂取できず、やがては寝たきりになってしまう事もあります。
コロナ禍で歯科受診を控える方も多いですが
こんな時だからこそ、口の健康も見直して
身体の入り口を整えて、口の老化を防ぎましょう。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 石原
オーラルフレイルって??
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺
先のブログでお口の老化についてお伝えをしました。
お口の老化とは【オーラルフレイル】です。
英語でお口は【オーラル】、【フレイル】とは虚弱を意味します。
オーラルフレイルとは、口腔機能の衰えが全身の老化につながるという考え方です。
オーラルフレイルには段階があります。
口腔機能への関心が低下、虫歯や歯周病などになり歯が抜けたり痛みが出ることで会話や食事に不具合が生じ、食欲が低下したり日常の活動範囲が狭くなったりします。口腔機能が低下することにより会話などが難しくなると、人と会って話をしたりが億劫になったり、電話で話しているときに言葉が聞き取りにくいなどと言われることから友人知人などと電話をするのが苦痛になり、社会的に孤立してしまうという問題もあります。
また、口腔機能の低下は嚙む力や舌の筋力が低下し、食べる量が少なくなっていくことから栄養状態も低下します。
機能低下がさらに進むと咀嚼障害や嚥下障害がおこり、要介護の状態になってしまうこともあります。
口腔機能の低下を防ぐためには、虫歯や歯周病の治療を受ける、歯がないところは失った歯を補う治療を受ける、虫歯や歯周病が進行して歯を失わないように定期的な予防治療を受けるということがとても大切です!
また、ご自身でのセルフケアもとても重要です。
あなたに合ったケア方法、ケアツール(歯ブラシや歯間ブラシなど)は担当の歯科衛生士がお口の状態や生活習慣なども含めてお伝えをしますよ!
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤真衣