バイオフィルム
福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺
バイオフィルムをご存知ですか??
バイオフィルムとは細菌の塊でヌルヌルとた膜のようなものでできています。
お風呂や水回りなど掃除を怠るとヌルヌルしたりヌメヌメしたりしますよね??
あの不快なヌルヌルしたものは細菌の塊で、細菌の種類は違えど同じバイオフィルムなんです。
お口の中のバイオフィルムは歯垢が典型的な例ですね!
(ちなみに歯石はこのバイオフィルムである歯垢が唾液の成分によって石灰化して硬く強固になったものです。)
歯は唾液に囲まれており、お口の中は温度も栄養的にもバイオフィルムが形成・繁殖するのに最適な環境なんです…
また、歯は個体なので、皮膚や粘膜のように剥落しないためバイオフィルムが定着・成長しやすいんです。
この細菌の塊であるバイオフィルムを除去するためにはエアフローという高圧洗浄機のような機械や超音波スケーラーなどを使用します。
歯ブラシでは落としきれない歯ぐきの中のバイオフィルムや強固に付着しているバイオフィルムは機械的に除去することで細菌の繁殖や増殖を抑制し、細菌感染症である虫歯や歯周病を予防することができます。
私たち歯科衛生士はこのバイオフィルムと戦っていますが、歯科医院で1か月~3か月に一度バイオフィルムを除去するだけでは虫歯の発生や歯周病の進行を抑制することができません。
日々のハミガキ(セルフケア)でバイオフィルムの形成・繁殖を最小限に抑えることがとても大切です。
【バイオフィルムを制する者はお口の中を制す!】
歯科衛生士と二人三脚でお口の健康を守りましょう♪
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤真衣
【予防歯科】って何?NDCの本気の取り組み!
こんにちわ、 福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック の トリートメントコーディネーター 笠原です。
皆さんは予防歯科、ってご存じですか?
歯磨き剤のCMなどでも使われるようになってきたので、耳にされる機会も多いかと思います。
予防治療は字を読んでのごとく、健康な口腔内を維持するための予防治療を行っていくということです◎
残念なことに、まだまだ
「歯医者さんって痛くなってから行くところでしょ?」
「においや音が怖いから、あんまり行きたくない・・・」
というお声を少なからずお聞きします。
歯科治療の大部分は、歯を削って詰めたり、歯が無くなってしまった部分への治療ですので、さまざまな原因に起因した【結果】に対するアプローチを行っているということになります。
そうではなく、例えばその原因となるむし歯菌や歯周病菌、歯ぎしり・食いしばりといった【原因】を改善し、治療を必要とする【結果】になってしまうのを未然に防ぐのが『予防歯科』なのです。
歯科治療には、時間と費用、それに決して楽しいとは言えない苦痛が伴います。
しかし未然に予防していけば、苦痛を伴う治療時間や費用を他のことに使うことができるようになるのです。
これからの歯科は悪くなったところを治療するのではなく、健康な状態を維持することが重要であるとなかむら歯科クリニックでは真剣に考えています。
自分のお口の健康を維持し、明るく楽しい食生活を長く送ることは、人生そのものを明るくします。
お子様にはフッ素の塗布とシーラント治療、成人の方には年に4~6回の歯の歯周治療が重要になってきます。
なかむら歯科に通うことで、
「虫歯が治ってよかった!」と思っていただけるのも嬉しいですが、
「虫歯内ならない健康な状態を維持できてよかった!」と思っていただけるようになったらこれ以上嬉しいことはありません。
久しく歯科医院には足を運んでいないな、そう思われた方はまず1歩当院へ足を延ばして頂けたらと思います!
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 笠原.康江