歯が欠けた…マウスピースの必要性!/位相差顕微鏡での細菌検査

おはようございます。

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 事務の笠原です。

先日お休みの日にくつろいでいたら、がりッ!と口の中で何かがとれました。

なんと、前歯が欠けました・・・(泣)

実は以前にも欠けたことがある前歯。この欠けた部分を切端と言うのですが、この切端、小さな虫歯の治療などに使われるレジンで埋めても、すぐ取れちゃんです。

かたいものをがりっと噛んだり、引きちぎったり、そういった時、切端にはとても強い力が加わります。なので、このまま様子を見るしかないという状態に・・・

なぜこういったことになったのか?

実は思い当ることはあります。【歯ぎしり・食いしばり】です。

歯のいくつかにはうっすらとひびが入っていたりもしますので、前歯などは冷たいアイスをかじったりすると、てきめんしみて痛みます。

1日だけなら、歯への負担は小さなものですが、積み重なっていくと、大変な負担を強いられてしまうのです。

夜間、無意識の時もそうですが、日中も油断はできません。じつはぼーっと考え事をなんとはなしにしていたときに前歯をギリギリこすり合わせていた直後に歯が欠けたのです。

無意識のしぐさをどうやってやめたらよいでしょう?難しいですよね。

そこで活躍してくれるのが【マウスピース】です。

日中の装着は、学校に行っていたり、仕事をしていたり、マウスピースが気になって集中できないなど負担になってしまうため、夜間に装着して歯への負担を軽減します。

歯ぎしりや食いしばりでゆすられると、歯周病の進行を促してしまうこともあります。

そういえば、と思い当るところがある方は、一度相談をしてみてはいかがでしょうか?

マウスピースの作成は保険治療でできますので、お気軽にご相談くださいね。

位相差顕微鏡での細菌検査

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺

歯周病や虫歯は細菌感染症ということをご存知ですか??

お口の中には500~700種類の細菌が生息しています。

その中にも善玉菌と悪玉菌がいるのですが、悪玉菌の数が増えてお口の中の細菌のバランス(口内フローラ)が崩れてしまうと歯周病や虫歯の症状が進行します。

お口の中の細菌の種類や数は人それぞれですが、このお口の中の細菌は唾液を介して感染するので、特に身近な存在である家族やパートナーなどの影響を受けます。

お口の中の細菌をゼロにすることはできませんが、定期的に歯科衛生士による歯周治療を受け、歯ブラシが届かない歯ぐきの中や磨きにくい歯と歯の間などの細菌を洗浄して悪い細菌の数を極力減らして歯周病菌の活動を抑制するなどの予防治療が必要です。

そのためにはご自身のお口の中の細菌の数やどのような細菌がいるかを知ることは今後の歯周病や虫歯のリスクコントロールに非常に重要ですよ!

なかむら歯科クリニックでは初診の診察の際に唾液・歯垢(細菌の塊)を採取し、位相差顕微鏡で細菌の種類・数・活動性を確認し、動画でお伝えしています。

歯周病が進行していたり、細菌の数が多かったり活動が活発な細菌が多くいた方は歯周治療を行った後にもう一度位相差顕微鏡で細菌の数や活動性に変化があるかを再検査することもあります。

自分のお口の健口を守れるのは自分自身であり、それをサポートするのは歯科医師や歯科衛生士です!

自分のお口の状態を知り、セルフケアとプロフェッショナルケアの二人三脚で適切な予防治療を行い、健口・口福な素敵ライフを過ごしたいですね♪

福山市 医療法人幸美会

なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小澤真衣

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