糖分の摂取頻度にご用心!!
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です☺
皆さん虫歯にはなりたくないと思い、歯磨きを頑張っている方がほとんどだと思います。
『歯磨きを頑張っているのに虫歯がよくできる…』
『定期検診に行っているのにしょっちゅう虫歯ができていると言われる…』
という方は一度生活習慣や食生活を見直してみるといいかもしれません。
虫歯ができる要因は主に【歯の質(歯の虫歯に対する強さ)】【細菌(虫歯菌の数)】【糖分(虫歯菌のエサである砂糖・糖分の摂取量)】【時間(歯・口の中が虫歯になりやすい環境におかれた時間)】です。
この4つの主な要因が重なった時に虫歯はできます。
細菌(虫歯菌)というのは歯ブラシでブラッシングをして取り除いていくのですが、とても清潔に歯磨きをしていてフロスなど補助的な清掃用具を使っているのに虫歯がちょこちょこできてしまうという方は【糖分】と【時間】が関係していることがほとんどです。
虫歯の原因菌は糖質を栄養にして増殖していくのですが、特に【ショ糖】が大好きです。
ショ糖は特にお砂糖が入っているお菓子やジュースなどに多く含まれています。
そして、ショ糖は摂取量よりも摂取回数・頻度の方がとても重要です!
諸外国に比べると日本人はショ糖の摂取量は少ないのに、虫歯がある人は多いというデータがあります。
それはショ糖の含まれる食べ物・飲み物をちょこちょこ食べたり飲んだりしているというところに原因があります。
諸外国は1回のスイーツタイムにドカッとまとめて食べるようなので、やはりちょこちょこショ糖の含まれるものを食べたり飲んだりしていることで虫歯がたくさんできるということが考えられますね。
飴をよく食べるという方、炭酸飲料やジュース、スポーツドリンク、甘いコーヒーや紅茶をよく飲むという方はぜひ食べたり飲んだりする頻度や回数を減らしてみましょう!
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤真衣
抜歯後について
医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科助手 金谷省吾です。
みなさんもご自身の歯でずっと健康に過ごせれば一番だと思いますが、親知らずが生えてきた、根っこの先の膿が大きくなったなど、残念ながら色々な理由で歯を抜かないといけなくなることもあると思います。
さて、治療の後に注意して頂きたいことを3つほどあげてみます。
1:治療後は激しくブクブクうがいをしないでください。
歯を抜いた傷口の周りには血が集まってきて「血餅」という瘡蓋みたいなものをつくります。激しいうがいや舌で触るなど行為でこの瘡蓋が取れてしまうと、歯を支えている骨が露出してしまい傷の治りが遅くなったり、痛みを伴ったりします。ですので、うがいではなく口に含んで吐き出す、ゆすぐ程度でお願いします。
2:歯ブラシは磨ける範囲で磨いてくださいね。
傷口に歯ブラシが当たると痛みを感じるでしょうし、先ほどの血餅を取ってしまうこともあるかもしれません。ですので、傷口の周りはよけて歯磨きをしてくださいね。他の歯を綺麗にすることは傷口の感染予防にもつながります。
3:冷やしすぎに注意!
治療をするとどうしても痛みや腫れが出ます。お薬を飲んでもらうのもいいですが、傷口を冷やして頂くと痛みや腫れが和らぎます。ただし、冷やすのは治療当日だけにして、キンキンに冷やしすぎないようにしてください。冷やしすぎてしまうと、血の流れが悪くなり傷口に血が集まりにくくなり治りが悪くなります。水に浸したタオルなど軽く当ててみてください。
他の気をつけて頂きたいことは、治療を受けた後にご説明させていただきますので安心してくださいね。