酸蝕症/抜歯後の注意事項

酸蝕症

 福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷 です。

今日は「酸蝕症」についてお話をします。

皆さんは、今までに「酸蝕症」という言葉を耳にしたことはありますか?

実は、「虫歯以外にも歯を溶かしてしまう病気」それを「酸蝕症」といいます。

お口の中は「Ph5.5」から歯の表面の「エナメル質」が『酸』によって溶け始めてしまうのです。

子供の乳歯は大人の永久歯よりも歯の質が弱いので、もっと弱い酸でも歯の表面を溶かしていきます。

酸は、体の中で作られる酸や、食べ物を介してなど体の外から取り込まれる酸、どちらも歯の表面に長時間酸が触れることにより、歯の表面が溶けていきます。

酸蝕症で注意しなければいけなこと、それは「酸性の食品を過剰に摂取することです。」

それから、夏を迎え暑い時期になると、ジュースやスポーツドリンクを飲む機会が増えますよね。

または、酸性の強い果物・ワイン・酸性の強い調味料なども要注意しなければなりません。

酸性の食品を摂取するとお口の中は、「酸性」に傾きます。

健康のため、習慣づけて酸性の食品を摂取している方は注意しなければ、虫歯ではないのに歯がどんどん溶けていくことになります。

酸性の強い飲食物は、だらだら食べずに、回数や量を決めて摂取しましょう。

またお口に酸が触れる時間を短くするため、摂取後はうがいをしたり、水やお茶を飲んでも良いでしょう。

虫歯だけでなく、飲食物によっても歯が溶けてしまうことがありますので、炭酸飲料・スポーツドリンクはこれから摂取回数も増えてくる時期だと思いますので十分に注意しましょうね。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷

抜歯後の注意事項

みなさん、歯を抜いた経験はありますか??

歯を抜いた患者さんから多い質問をいくつかご紹介します。

「食事はいつからしてもいいの??」

⇒基本的には麻酔が切れたあとに、飲食をお願いしています。

 麻酔がきいたまま飲食をすると、感覚が鈍っているため

 頬の内側を噛んでしまったり、熱さがわからずやけどをしてしまったり

 ということが起きてしまう可能性があります。

 用事があり、どうしても麻酔が切れる前に食事が必要であれば、

 1口の量を減らして食べたり、温度に気を付けて

 食事をしていただければ大丈夫です!

 飲み物を飲む時は飲みこぼしに注意してくださいね><

「歯磨きはしても大丈夫??」

⇒いつも通りしていただいて大丈夫です。

 しかし、歯を抜いた傷口の部分は

歯ブラシが当たらないように気を付けて下さい。

そして、抜歯当日はあまりうがいをしない方がいいので、

いつもどうりのうがいではなく、優しいうがいをして下さい。

「抜歯した当日、入浴はしても大丈夫ですか??」

⇒先生から指示がなければ入浴はしていただいてかまいません。

 場合によってはシャワーのみでと指示されることもあります。

 しかし温まりすぎると傷口の痛みが増したり、

 出血がひどくなって今う事もあるので、

 温まりぎには注意です!

抜歯後には必ず、注意事項を当院のスタッフより

説明をさせて頂いていますが、

もしわからないことがあれば気軽に聞いてくださいね♪

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 岩田 歩乃歌

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