歯周病の検査/朝の歯磨きのタイミング

歯周病の検査

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平です

みなさんは歯周病の検査を受けたことはありますか?

当院では、初診の患者様や定期検診の患者様には必ずさせて頂いています

歯周病の検査の内容は…

①歯周組織検査(プロービング検査)

歯と歯肉の境目の溝(歯周ポケット)の深さを測ることを言います

このとき、一緒に歯肉から出血がないかを確認します

出血がある場所は、歯周病の前段階の歯肉炎になっています

②動揺度検査

歯をピンセットで挟んだり、

閉じたピンセットの先端を歯の溝に歯を当てて動かします

歯を支える歯槽骨が破壊されることによって、


歯周病の進行とともに歯の動揺度が大きくなります

③レントゲン検査

歯を支える歯槽骨の吸収を確認します。

歯周病の炎症が歯槽骨までいくと、

骨が破壊されてしまいます

私たちが行う歯周組織検査も、このレントゲン写真を確認しながら行います

歯周病とは歯を支えてくれている骨を溶かす恐ろしい病気です

溶けた骨を元通りに戻すことは出来ませんが、

今の状態よりも酷くならないように維持することは出来ます

歯周病を予防するためにもしっかりと定期検診に通う事が大切です

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平

朝の歯磨きのタイミング

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 山岡です。

皆さんは、朝いつ歯磨きをされていますか?

朝食後に磨くよ。という方が一番多いのではないでしょうか?

でも、ちょっとその前に・・・

起きた時、お口の中がネバネバしている、口臭がする、など不快に感じたことはないですか?

これは、寝ている間に増えてしまったお口の中の細菌が原因です。

睡眠時は、唾液の量が減ってしまうので、お口の中が乾燥しています。

乾燥した状態のお口の中は、普通の時より3倍ものスピードで細菌が繁殖するといわれています。

なので、起きぬけのまま、朝ご飯を食べると、たくさんの細菌も一緒に体の中にいれてしまっているということになります。

その数およそ便10gの菌といわれているので考えただけでもおそろしいですよね(>_<)

朝ご飯を食べる前に、「起きたらまず歯磨き」がとっても大事です!(^^♪

そして、食後の歯磨きは、食べた後30分してからのタイミングが効果的とされています。

通常お口の中は中性に保たれていますが、食べたり飲んだりすることで酸性になります。

唾液のミネラルの作用で、約30分すると再石灰化されるので、それより前にゴシゴシしてしまうと、エナメル質に傷がついてしまうためです。

朝はなにかとバタバタ忙しいですが・・・

「起きたら歯磨き」 「食後30分に歯磨き」ぜひしてみてくださいね☆

お口の中を清潔にすることで、免疫力もアップ↑します。

健康なお口と身体を手に入れて毎日元気に過ごしましょう(*^_^*)♪

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 山岡 芽生

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