唾液の働きについて/土台の種類

唾液の働きについて

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣 です。

みなさん「唾液」にはどんな働きがあるのかご存知でしょうか?

唾液には、食事をおいしく感じる作用があります。

「溶解作用」といい、唾液が食べ物の物質を溶かして、食べ物のおいしさを引き出してくれるのです。

そして、「洗浄・浄化作用」があります。

食事をした後、お口の中は食べかすが残っていたりしますよね。

その食べかすや細菌を洗い流してくれる作用が唾液にはあるのです。

しかし、唾液だけでは十分にお口の中をキレイにすることはできません。

そこで「歯磨きをする」ことが重要になります。

しっかり、歯ブラシと歯磨き粉を使用した上で、お口の中は清潔に保たれているのです。

さらに、「保護作用」もあります。

お口の中の粘膜や舌も唾液によって、感染や傷から保護されています。

そして。歯の表面も保護する働きがあり虫歯菌(ミュータンス菌)が入らないようにしてくれています。

次に「緩衝作用」があります。

お口の中は通常「中性」の位置にいますが、飲食を行うとお口の中は「酸性」に傾きます。

歯の表面が酸性に傾くと溶けてしまうのです。

歯に含まれているカルシウムやリンが溶け出していきます。

しかし、唾液の働きにより「酸性→中性」に戻してくれるのです。

約1時間ほどかけ唾液の力で中性に戻り、溶けにくい状態に戻してくれる大きな働きを持っています。

なので、ご飯や間食のだらだら食べが続くとお口の中は酸性状態が続き、ずっと歯が溶けやすい状態にさらされているという事なんですね。

まだまだ他にも唾液にはたくさんの働きがありますが、唾液が出にくい方減少してしまった方は、「唾液マッサージ」をすることで量を増やすこともできます。

また気になる方はスタッフにお声掛け下さい。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣

土台の種類

大きい虫歯になり、神経の治療がおわったあと、

土台を作っていきます。

土台には選択できる素材があります。

グラスファイバーの入っている土台は、歯と同じ硬さに作成します。

そのため、歯に適度な力が加わった時に

歯の負担がかかりにくくなっています。

対して金属のものは歯より硬いので、歯の負担も大きくなり、

歯が割れてしまうこともあります。

土台にも、自費のもの保険のものと種類があるのですが

今回は自費の土台をご紹介します。

◎ファイバーコア

保険のファイバーより、さらに密度を高め、

より歯根破損予防に効果があります。

自然で透明感のある美しい歯を再現できるので

美しさと耐久性を求める方におすすめです。

◎ゴールドコア

強度があります。

ゴールドなので、金属アレルギーの心配が少ないです。

耐久性を求める方、

二次虫歯のリスクをを抑えたい方におすすめです。

◎レジンコア

保険適用外のプラスチックを使っています。

土台が光に透けやすく、

透明感のある自然な見た目になります。

ファイバーコアを必要としない程度の状態の方に使います。

このように土台にはいくつか種類があります。

患者さんの口腔内や選択されたかぶせの種類によって

お勧めの土台を先生からお伝えさせていただいてます☆

治療のことでわからないことがあれば

お気軽にご相談ください♪

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 岩田 歩乃歌

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