お口の中の菌って?/丁寧な歯磨きをするタイミング

お口の中の菌って?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣

みなさんお口の中にどのくらいの細菌が住んでいるのかご存知でしょうか?

実際にお口の中の菌を見たことはありますか?

お口の中には「虫歯」と「歯周病」、大きく2大疾患に分けることが出来ます。

これはお口の中の菌によって感染を起こしているのです。

例えば歯周病の原因は「プラーク(歯垢)」です。

プラークはただの食べカスのように見えますが、実際は細菌の塊なのです。

たったのプラーク(歯垢)1mgの中に1億個以上の細菌がいると言われています。

でもあまり想像がつきませんよね・・・

そこで当院には虫歯菌・歯周病菌・カビ菌などを見ることが出来る「位相差顕微鏡」という器械があります。

歯垢や唾液を少しだけ採取させていただき、この位相差顕微鏡でのぞくと、お口の中の菌を見ることが出来ます。

実際に動いている様子や菌の量などもしっかり確認することが出来ます。

人は生まれた時には、お口の中に歯周病菌は存在しません。

しかし、家族間や人からうつり菌を保有しています。

箸の使い回しや飲み物を回して飲むことも、感染ルートの1つです。

菌がいるからと言って必ずしも歯周病になるわけではありません。

その後の自分でのご自宅での歯磨き「ホームケア」や定期的に歯科医院にて検診を行う「プロフェッショナルケア」もとても大切なのです。

もし自分の歯磨きが上手にできているのか心配な方いらっしゃいましたら、歯磨き指導もさせていただきます。

お口の中は健康にこれからも大切にしていくために、毎日歯磨き頑張りましょう!!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷麻衣

丁寧な歯磨きをするタイミング

1日に皆さんは何回歯磨きを行っていますか?

忙しいから1日1回しか磨いていないというかたでしたり、

食後は必ず磨いているかたなど

意外と人それぞれ回数が違います。

その1日の歯磨きのなかで、1回でいいので

丁寧な歯磨きを行ってみて下さい。

「丁寧な歯磨きってどうゆうこと?」

「20分くらいかけたら丁寧な歯磨きなの?」

など思う方もいらっしゃると思いますが

椅子に座って手鏡を見ながらゆっくり隅々までみがくということです!

ところで、1日1回の丁寧な歯磨きをするタイミングは

いつがよいのでしょうか??

歯磨きを丁寧にする時間がしっかりとれるならいつでも構いませんが、

いちばん効果的なのは夜寝る前です。

寝ている間は唾液がほとんど出ないので

唾液によるお口の中の洗い流し効果が期待できません。

正しい歯磨きでお口の中をきれいにして、

細菌のすみかや栄養源をできるだけ減らして寝ることをおすすめします。

丁寧は歯磨きは1回で十分なのですが、食事のあとにはと歯の間や、

歯茎と頬っぺたの間に食べかすがはさまっていたら、

すぐに、お水やお茶でうがいをして取り除きましょう。

口の中に食べかすが残っていたら、

だらだら食べ続けているのと同じですし、

口臭の元にもなります。

気になる部分に歯間ブラシデンタルフロス

使うのもよいでしょう。

どんな歯間ブラシやデンタルフロスを使ったらいいのかわからない・・・

というかたは歯科衛生士さんに尋ねてみるのも良いと思います☆

歯間ブラシにはサイズもあるので

一人一人にあったサイズのものを選んでオススメしてくれますよ。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 岩田 歩乃歌

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