大人の虫歯
こんにちは! 福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 山岡です。
成人で、虫歯がある人の割合は、どのくらいかご存知ですか?
なんと、9割以上の方が、虫歯があるそうです!
こんなに多いなんて、びっくりですよね。
データによると、ここ20~30年の大人の虫歯になっている人の率は変化がなく、
特に日本人は先進国の中でも悪いそうです。
大人の虫歯は、昔の治療での被せ物や詰め物を入れている歯が
虫歯になりやすいという特徴があります。
神経を取った歯だと、痛みも感じにくいため、気づきにくく、
そして進行が速いという事もあります。(;_:)
また、高齢になるにつれ、口の中が渇いて、虫歯になりやすくなります。
虫歯になるのに、唾液が大いに関係してますが、唾液を減少させる
作用のある全身疾患の薬の服用が多くなる事が影響しています。
また、歯周病で歯の根っこが露出しやすくなり、この根っこの部分は
エナメル質より溶けやすいので、とても虫歯になりやすいのです。
◎虫歯を予防するには・・・
・夜の歯磨きをしっかりする
フッ素が入った歯磨き粉で、デンタルフロス、歯間ブラシなども併用すると
効果的です!
・食生活
ダラダラ食べを見直すなど、回数に注意しましょう。
・定期検診
毎日のブラッシングで足りない部分のケアや、虫歯の早期発見、早期治療。
☆大人の虫歯は、全身や生活習慣、精神面などいろんな事が影響するので、
定期的に歯科医院でチェックして、1本でも多く歯を残していきましょう!
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 山岡芽生
ブリッジについて
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付の坂本です。
ブリッジとは、両隣の歯(支台歯と言います)を支えにしてかぶせ物を付け、
失った歯を補う治療法で、保険治療、自費治療を選ぶことが出来ます。
費用がかかる自費治療の場合は白くて美しい歯にすることもできます。
そのため、「インプラントは顎の骨が少なくてできないし、入れ歯には抵抗がある」
という患者様が、ブリッジをよくお選びになっています。
また、固定式のため取り外しの必要がないので、
入れ歯よりも違和感なく使用できます。
ただ、噛んだ時の感触が顎に伝わりにくいという短所があります。
実は、噛み心地と味覚には深いかかわりがあるのです。
そのため、どうしてもご自身の歯やインプラントと比べると間食は劣ってしまいます。
このように、ブリッジにも長所・短所がそれぞれあるのですが、
特に大きな欠点は、ブリッジで歯を補う時には、
その両隣の歯を支台にする必要がある為、
健康な歯を最低2本は削らなくてはいけないのです!
歯を健康にする・守ることを使命としている歯科医師からすると、
健康な歯を削る事は、患者様が想像する以上に心苦しく辛いことだそうです。
さらに、その支台歯には、
本来は失ってしまった歯にかかる分の負荷がかかってきます。
つまり、削って弱っているところに、さらに負荷がかかるため、
元々健康だった歯の寿命が著しく損なわれるのです。
また、ブリッジのつなぎ目の部分に隙間ができ、
そこに汚れが溜まりやすくなり、歯周病や虫歯になりやすくなってしまいます。
これも健康な歯の寿命を短くする原因となるのです。
これらの理由で、保険のブリッジは
7年以内に50%の確率で使えなくなってしまうというデータもあります。
ブリッジを失った歯を補う為に入れたにも関わらず、
それが原因で、さらに歯を失う可能性が高くなってしまうということを、
皆様にもご理解していただいた上で、何を選択されるのか考えて頂けたらと思います。
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付 坂本