かぶせの種類
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
トリートメントコーディネーター 石原です
かぶせには種類がいくつかあります
「見た目」を重視するのか「機能性(噛み合わせ)」を重視するのか
「費用」を重視するのかで、おすすめは変わります。
【保険適用のかぶせ】
いわゆる「銀歯」です。保険適用と言うメリットがありますが
「二次虫歯(銀歯の下が虫歯になること)」や金属アレルギーのリスクがあります。
【ゴールド】
自費のかぶせです。
18金を使用した身体に安全・安心な素材です。
隙間ができにくくピッタリとフィットします。
ピッタリフィットするので、二次虫歯になるリスクが低いです。
見た目の自然感には劣りますが、外れにくく虫歯になりくいため
奥歯におすすめです。
【メタルボンド】
自費のかぶせです。
金属フレームにセラミックを焼き付けたものです。
耐久性はありますが、透明感は劣ります。
【オールセラミック】
自費のかぶせです。
100%セラミック(陶材)を使用したものです。
審美性が高く、自然で透明感のある歯に近づけます。
また、金属不使用のため、金属アレルギーの心配もありません。
【ジルコニア】
自費の治療です。
人工ダイヤに使用される丈夫で白いジルコニアに
周りの歯と自然に馴染みやすいように色をつけたものです。
耐久性があり、よく噛む奥歯へおすすめしています。
【天然歯】
生まれ持ったご自分の歯です。
自然な透明感や衝撃を軽減させるための、絶妙なバランス
上下のあごを安定させる溝など、奇跡的な機能を兼ね備えています。
歯は1度削ると元には戻りません。
生涯健康な歯を保つためにも、予防治療をしましょう!
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インプラントが入っているお口の中のケア
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です。
様々な理由から歯を抜かざるを得なくなってしまい、インプラント治療を選択してお口の中にインプラントが入っている方もいらっしゃるかと思います。
当院でもインプラント治療を開始して以来、インプラント治療を選択する方が増えてきております。
インプラント治療後、かぶせが入ったら安泰というわけではありません。
インプラント治療後、一番怖いのは【インプラント周囲炎】です!
インプラントの周囲に歯垢(=細菌の塊)が付着することで細菌感染を起こし、インプラント周囲の歯ぐきが炎症を起こしてしまい、“出血する”・“歯ぐきが腫れる”・“歯ぐきが痛い”・“インプラント周囲の骨が破壊され骨がなくなる”といった症状が起こります。
インプラント周囲の骨が破壊され骨がなくなってしまうと、インプラントがグラグラ動いてしまったり、最悪の場合インプラントが抜け落ちてしまったりします。
インプラント周囲炎を引き起こさないためには、日々のお家での【セルフケア】と歯科医院での【プロフェッショナルケア】の二人三脚でインプラントの周囲だけでなくお口全体のケアをしていくことがとても重要になります。
【セルフケアでオススメなもの】
■歯磨剤:フッ素、研磨剤や顆粒が入っていないジェルタイプのものがベスト
研磨剤はインプラント体に傷をつけてしまうため、細菌が付着しやすくなり細菌感染を起こしやすくなってしまいます。
また、顆粒が含まれているものもインプラントに傷をつけてしまったり、被せ物の下に顆粒が入り込んでしまい、入り込んだ顆粒のせいで歯ぐきが炎症を起こしてしまうということもあります。
なので、研磨剤や顆粒が含まれていないジェルタイプがオススメなんですよ!
■ハブラシ:ルシェロ I-20 インプラント、ワンタフトシステマ
インプラントが磨きやすい凹型歯ブラシで、インプラント周囲の粘膜にもやさしいハイブリット極細テーパー毛となっており、被せ物との境目までしっかり毛先が届いて歯垢を除去することができます。
インプラントではない天然歯も同様に磨けるオールマイティーな設計の歯ブラシです!
ルシェロI-20インプラントの歯ブラシでも磨きにくいなどの場合はこの歯ブラシがオススメ!
歯ブラシが小さく、毛先が極細タイプなので、ピンポイントで歯ぐきとの境目を磨きやすいですよ!
セルフケアと一緒にプロフェッショナルケアを行い、歯ぐきから出血していないかどうか、インプラントがグラグラしていなか、噛み合わせが強すぎないかなどの確認やお口全体の予防治療を行い、健口ライフ・快適な食事ができるように二人三脚でケアしていきましょう!
福山市 医療法人幸美会
なかむら歯科クリニック
歯科衛生士 小澤真衣