位相差顕微鏡と予防治療

位相差顕微鏡

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック歯科衛生士 細谷です。

こんにちは。今日は当院に設置しているこの機械についてお話をします。

みなさん、この機械を見たことはありますか?

これは「位相差顕微鏡」といいます。

お口の中の「むし歯菌」や「歯周病菌」をこの顕微鏡で見ることができるのです!!

実は、みなさんのお口の中には目には見えないだけで、たくさんの細菌がいるのです。

私たちはお口の中のプラーク(歯垢)・汚れ・唾液を少しだけ採取します。

そしてこの顕微鏡で細菌の種類や細菌数、活動性はあるのかないのかを確認させていただいています。

普段の日常生活ではお口の中の細菌を見ることはできないので、この顕微鏡を使用し見ることで現在の細菌の状態を目で見て、モニターでしっかり確認することができます!!

むし歯や歯周病になりやすいのか、これからのリスクについても知ることができるので良いですね。

お口の中の細菌は、「生まれた時の赤ちゃんには歯周病菌などは存在しない」と言われています。

しかし、両親や他者のお口の中の細菌が知らない間にうつっているのです。

コップやペットボトルの回し飲みを行ったり、同じ箸を使用したり、キスなどでも細菌をうつしてしまう感染ルートなのです。

お口の中の菌を絶滅させることは不可能に近いことです。

しかし、その中で虫歯や歯周病にならないよう毎日しっかり歯磨きを行うホームケアや歯科医院にて定期的にクリーニングを受けていただくことが大切になってきます。

自分自身でのお口の中は健康に、維持できるよう適切なブラッシングを行い清潔に保ちましょう!!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 細谷

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予防治療

皆さんは定期的に予防治療に通っていますか??

予防治療とは、普段自分でとることのできない

歯石を除去したり、むし歯の有無を確認

将来健康な歯を残していくためにとても重要な治療なのです。

歯医者へ行く理由として、

「歯が痛い」

「黒いところがあり、虫歯かもしれない」

「当分歯医者に行っていないので久しぶりに受診したい」

こういった内容で来院を希望される方が多いとおもいます。

しかし、虫歯ができた時だけ歯医者に通っていたとしても

普段の食生活・歯の磨き方・生活習慣

などが改善されていなければ、再び虫歯になり治療が必要となります。

治療を繰り返していけば、歯の寿命はどんどん短くなり、

最終的には歯を抜かないといけないという結果になることもあるのです!

体の傷だったり風邪など

病院へ行かなくても治るものはたくさんありますが、

むし歯や歯周病などは放置しておいても治る事は絶対にありません。

むし歯にならないため、歯周病を進行させないためには

予防歯治療に通うことをおすすめします。

歯周病は痛みがない病気なので、

気付いた時にはすでに歯茎がさがってきていたり

歯がぐらぐらしてきた

といった症状が現れます。

また、歯周治療を行っても

一度下がってしまった歯茎は元に戻ることはなく、

歯の揺れがおさまることもありません。

そう考えると、歯周病はとても怖い病気ですよね・・・

将来おいしく自分の歯で食事をするために

今から予防治療を始めていきましょう☆

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 岩田 歩乃歌

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