舌のケアとひび割れ(クラック)・歯牙破折について

舌のケア

こんにちは!福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 山岡です。

皆さんは、歯を磨くとき、舌も一緒に磨かれていますか?

歯にも汚れがつくように、舌にも汚れがついています。

舌についた白っぽい汚れ・・・これは舌苔(ぜったい)といいます。

お口の中の細菌や食べ物のかす、剥がれた粘膜などが付着して堆積したもので、

口臭の原因の一つでもあるんです。

歯を磨くついでに、舌も時々磨きましょう。

舌専用の「舌ブラシ」で、奥から手前に動かしましょう。

ゴシゴシ磨きすぎたり、磨く回数が多いと、味を感じる味蕾(みらい)を

傷つけてしまうので、要注意です!くれぐれも優しく磨いてくださいね♪

舌苔を予防する方法は、舌磨き以外にもあるんです!

パイナップルやキウイ、パパイヤやイチジクには、タンパク質を分解する酵素が

あるので、舌苔をキレイにしてくれます♪

食べる前に少しの間、舌の上に乗せておくと、より効果的です。

食後のデザートに、これらのタンパク質を分解してくれる果実を食べるのもいいですね♪

ただ、果実には果糖が含まれています。

パイナップルやキウイなど、歯を溶かす「酸」も含まれているので、

食後の歯磨きも大切です。

歯も舌もキレイに保っていきましょう☆

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 山岡 芽生

ひび割れ(クラック)・歯牙破折

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付の坂本です。

年を重ねると、歯も歯だと同じで、水分が減り、歯に粘り気が欠けてくる結果、

食事中・就寝中の歯ぎしり・食いしばり等により、

ある日突然に歯が欠けたり、ひび割れ(クラック)を起こすことががあります。

その結果突然に、歯が痛みだしたり、歯が冷たい物にしみるようになります。

治療法としては、以下のことが挙げられます。

1.マウスピース(ナイトガード)の作成

就寝中の歯ぎしり、または日中の食いしばりが強い方に対して、

歯のひび割れ(クラック)や歯牙破折の予防対策におすすめします。

しかし、歯ぎしり・食いしばりの力が強い方は、装置が壊れやすく、

また装着時の違和感に慣れるのは時間がかかるという欠点があります。

2.薬の塗布

軽度のひび割れには効果が期待できます。

しかし、一度塗布すると劇的に効果を発揮するという薬ではありません。

神経保護の観点により、薬の効能としては、弱い薬なので、

個人差によりますが何度も塗布する必要があります。

また、場合によっては何度も薬を塗布しても効果がない場合もあります。

3.神経処置

薬の効能が効かず、ひび割れが神経まで到達している場合は、

神経の処置をすることになります。

4.修復措置

歯が欠けた場合、レジン修復(強化プラスチック)、

および補綴修復(金属の被せ)によって処置を行います。

5.抜歯処置

不幸にもひび割れ(クラック)、歯牙破折が歯の根まで進んでいる場合は、

歯を抜く治療になります。

冷たいものがしみたり、歯に痛みのある方は、

もしかしたら歯ぎしり・食いしばりによるひび割れが原因かもしれません。

健康な歯を守るためにも、気になられる方はマウスピースについて

スタッフへお気軽にお声掛け下さい。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付 坂本

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