歯周組織検査

歯周組織検査の練習

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 小澤です。

先日、歯科衛生士の山岡さんと一緒に歯周組織精密検査の練習をしました☆

歯周組織精密検査とは、プローブという器具を使って歯周ポケットの深さや歯ぐきからの出血の確認を行うのと、歯の動揺度やプラーク(歯垢)の付着状態を確認したり、レントゲン撮影を行い歯を支えている歯槽骨の状態を確かめる検査です。

歯周組織精密検査は私たち歯科衛生士にとっても患者さまにとってもとても大切なものなんですよ!

歯周治療の間で何度か検査を行いますが、歯周治療をすることで歯ぐきの腫れは治まっているか、出血が治まっているか、歯周ポケットの数値に変化があるかどうかなどを病態の変化・改善の確認をしています。

定期的な予防治療に通って下さる方にも検査を行っていますが、歯ぐきの状態や歯周ポケットの数値に変化がないかなどを毎回検査しています。

今回はこの歯周ポケットの数値を図るプロービングの練習をしました☆

この検査は細いプローブをいう器具を歯と歯ぐきの境目に挿入して検査をするのですが、動かし方や挿入角度や挿入圧が違うと痛みを感じます。

過去に歯ぐきの検査をして痛い思いをされた方も多いかと思います。

なかむら歯科の歯科衛生士は、患者さまが痛みを感じることなく検査ができるように、プローブの挿入角度や挿入圧などを日々練習して技術を磨いているんですよ!

一緒に練習した歯科衛生士の山岡さんもとても練習熱心で、この1回の練習でも格段に腕を上げました☆

どんどん腕を上げていく新人歯科衛生士の延平さんと山岡さんに乞うご期待☆

 

~おまけ~

私たちが練習をしている横で、院長・石原さん・岩田さん・坂本さんは口腔内写真撮影の練習をしていました☆

なかむら歯科クリニックのスタッフは練習熱心で、日々技術を磨いているんですよ♪

福山市 医療法人幸美会

なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小澤真衣

フッ素の話(続き)

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科助手兼事務 金谷省吾です。

前回はフッ素の「効果」についてお話しさせて頂きました。
今回はそのフッ素を効率よく出来るだけお口の中に留める方法についてお話ししたいと思います。

前回フッ素は色々な食べ物や歯磨き粉に含まれているとお伝えしました。
食べ物については色々なものから摂取して頂く事になりますが、歯磨き粉については、色々な事に気をつける事でとどまる量を増やすことが出来ます。

1:歯磨き粉は多めに使う
うがいの出来る子供や大人の方は、フッ素入り歯磨き粉の使い過ぎの心配はないので、少し多めに使いましょう。使用量を増やすことでお口の中にとどまる量を増やすことが出来ます。うがいの苦手な幼児や赤ちゃんについてはどのくらいの量がいいのか歯科医院で聞いてみてください。

2:うがいは少なく
あまりに激しくブクブクうがいをしてしまうと、歯の表面などに付着していたフッ素を洗い流してしまいます。いっぱいの水でブクブクすると気持ちがいいのですが、あえて軽く1回くらいにとどめておきましょう。

3:歯磨きの時間と回数を多く
1回の歯磨き時間が短いよりは長い方がお口の中に留まる量は多くなります。
また、1回よりは2回、3回と歯磨きの回数が多いほどフッ素に触れる機会も多くなります。

4:寝る前に磨く
寝ている間は分泌される唾液の量が少なくなります。食べてすぐでは寝るまでに時間がある為、唾液で流れてしまう可能性があがります。ですので、寝る前に磨くと留まる可能性があがります。

5:歯科医院で定期的にフッ素を塗ってもらう。
歯科医院で塗るフッ素は市販の物より高濃度です。ですので、お家での歯磨きに加え、定期的に歯科医院で予防治療を受けて頂き、その都度フッ素塗布すれば効果はあがります。

以上5つほどちょっとしたことですがあげてみました。
ご自身の歯も、可愛いお子様の歯もフッ素を使ってしっかりと虫歯から守りましょう!

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