こんにちは
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付の藤崎です
今日は舌について少し書きたいと思います
人間の舌は厚みが5㎝もあるんです
舌は上あごに収まっている状態が正常で
舌が下がってしまうことを低位舌といいます
なぜ下へ下がるのかというと
舌の能力の低下です
低位舌の特徴は
舌のふち周りが白くてガタガタしています
低位舌には
二重あご
誤嚥性肺炎
口呼吸
歯周病
睡眠時無呼吸症候群 などの病気が潜んでいます
では 正常な舌とはどんなものなのでしょう?
舌の中心がほんのり白く
表面はザラザラしているのが正常です
ザラザラは汚れなどではなく
触覚を鋭敏にしてくれる大切なものです
また 赤くてツルツルした舌は きれいに見えますが
平滑舌といい 良い状態ではありません
平滑舌には
ドライマウス
貧血
ミネラル不足などが考えられます
低位舌のかんたんチェックのしかたをお教えしますね
小さじ1杯半の水を口に含み
舌と上あごの間に水を閉じ込めます
そのまま い~ の顔をして
唇を閉じずに水を飲みこむ (まっすぐ向いたまま)
水をこぼさず飲み込めたら正常
少しでもこぼしてしまったら 低位舌の可能性があります
歯だけでなく お口のなかには舌も大切な役割があります
毎日の歯磨きと一緒にときどき舌のチェックもしてみて下さいね
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック
受付 藤崎
キシリトールとは
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平です
甘いもの=虫歯になりやすいもの と思っていませんか?
実は、砂糖と同じぐらいの甘さなのに虫歯になりにくいものがあるんです!
それはキシリトール!
キシリトールという言葉は1度は耳にしたことがあると思いますが、
具体的にどのようなものか知らないという方は多いと思います
キシリトールには、ミュータンス菌と呼ばれる
虫歯の原因となる菌を弱らせる作用があります
虫歯を予防するには、日々の歯磨きで細菌を取り除くことが大切ですが、
そこにキシリトールが加われば更に虫歯への予防が期待出来ます
ミュータンス菌は糖分を取り入れ酸や不溶性グルカンと呼ばれるものを排出します
この酸が歯を溶かし、不溶性グルカンに細菌が集まりプラーク(歯垢)が出来ます。
このプラークにまたミュータンス菌が住み酸を出し歯を溶かす
この繰り返しによって虫歯になります
ミュータンス菌がキシリトールを摂取しても消化することが出来ません
つまり生きていくためのエネルギーも酸も生み出すことが出来ません
そのためどんどん菌が弱っていきます
そうなると、日々の歯磨きで簡単にミュータンス菌を
口腔内から排出することが出来ます!
虫歯菌が減るということは、虫歯になりにくくなるということですよね
キシリトールをうまく使って虫歯予防に生かしましょう!
医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 延平