フッ素以外にも

MIペーストをご存知ですか?

私達の歯は、カルシウムやリンといったミネラルで構成されています。

歯に含まれるカルシウムやリンは絶えず脱灰によって溶け出し、

再石灰化によって吸収されています。

脱灰とは、歯の表面のエナメル質が酸によって溶け出すことを言い、

再石灰化とは、ミネラルを補給しエナメル質を新しく形成することを言います。

このバランスが崩れることによって虫歯になります。

カルシウムやリンが溶け出して脱灰している歯に対して使用するのがMIペーストです。

MIペーストに含まれている成分によって溶け出したミネラルを補おうとする力が

働くため、再石灰化を促します。

そのため、 エナメル質形成不全の方や初期虫歯の方に特におすすめです!

ただし、牛乳由来の成分が入っているため

乳製品にアレルギーを お持ちの方は使用しないようにしてください。

*MIペーストの使用方法*

1 歯磨きをして汚れを落とす

2 MIペーストを塗布する

 (歯ブラシや綿棒、お子さんに使用する際は指でも構いません)

3 3分間は唾液など吐き出さずそのままにしておいてください

 さらに30分間は飲食しないようにしてください(3分経った後は唾液を吐きだしてOK)

歯磨き後、毎回塗布するのが望ましいですが難しい場合は就寝前をおすすめします

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 延平 珠奈

正しい歯磨き法

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付 坂本です。

皆さんは正しい歯磨き法をご存知ですか?

歯磨きについては、幼稚園や小学生の頃からその重要性を教えこまれているため、

「歯磨きをしなくてもいい」と思っている方はいないと思います。

しかし、歯磨きをサボりがちな方は結構いらっしゃいます。

そして、磨いていたとしても正しい知識がないために、

効果が出ていない方も少なくありません。

そこで今回は正しい歯磨き法についてお話ししたいと思います。

①歯ブラシの当て方

 歯ブラシの毛先を歯と歯茎の間、歯と歯の間にしっかりと当てることが大切です。

 その際には、歯ブラシの毛先を、奥まで忍び込ませるような感覚が必要です。

 しかし、あくまでも歯ブラシを当てるのであり、強く押し付けてしまうと

 歯茎がやせる原因になるため注意してください。

②歯ブラシの動かし方

 当てた場所から毛先がずれないようにして、小刻みに振動させましょう。

 振動は一箇所につき20回を目安にして下さい。

 そうすることで効率よく汚れを落とすことができます。

③歯磨きの順番を決める

 ほとんどの方は片手で磨くために、磨きやすいところと磨きにくいところが

 ハッキリしています。

 磨きにくいところは汚れが溜まり、虫歯の原因になります。

 そこで歯磨きの順番を決めるだけで、

 磨きにくい場所を飛ばしたり手を抜くことが無くなります。

 まずは、上下左右どちらからでも良いので一番端から磨き始め、

 一箇所ずつ丁寧に磨きながら端から端まで、裏側も端から端まで磨きましょう。

ぜひ、皆さんも正しい歯磨き法をマスターしてみてください!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付 坂本

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA