土台・抜歯後の選択

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小林 理香

むし歯や歯が破折した歯は、削った後は補強をしないといけません。

歯の歯質といって、どれだけ残っている歯の量があるかで治療の流れも変わります。

歯の量が少ないと、補強するため、土台を入れる必要があります。

土台にも、材料の種類がいくつかあります。

①レジンコア(保険)

プラスチック(レジン)でできた土台。

強い力がかかる部位や、深い虫歯がある部位には使用できない場合があります。

自然 〇

耐久性 △

②メタルコア

保険でほとんどの場合が使用され、中の金属の色が透けてしまうことがあります。

自然 ×

耐久性 〇

③ファイバーコア

金属を使用しない土台で、弾力性があり歯根破折といって、歯の根が破折しにくい

予防効果があります。

自然 ◎

耐久 〇

①~③まではすべて保険適用になります。

土台の種類については、歯科医師が歯の状態をみて

患者さまにとって一番良いものを提案や、治療計画を立てていきます。

もちろん、保険適用外もありますので、説明する機会をつくらせていただきます。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

歯科衛生士 小林 理香

抜歯の後はどうするの?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 石原です

歯を抜いた後、入れ歯やインプラント、ブリッジなどの処置をする前に

歯を抜いたところに、歯ぐきの陥没を防止できるよう

コラーゲン材質あり補充することがほとんどですが

実はそのコラーゲン材質にも、種類や特性があります。

何を選ぶかにより、歯ぐきの陥没を少しでも緩和することができます。

◎止血が主な役割の保険材料(人工物:保険適用)

一般的によく使用される材質です

特徴としては、費用が安価と言うことです。

ただ、歯ぐきの陥没防止に対してはあまり効果が見られません。

◎止血、痛みの緩和、傷口の保護、歯ぐきの形成を促す材料(人工物:自費)

特徴は、歯ぐきの陥没を比較的防止しやすいことです

ただし、自費治療となります。

◎止血、痛みの緩和、傷口の保護、歯ぐきの形成を促す材料(天然物:自費)

自分の血液の中から、成長因子をとりだし、歯を抜いたところへ入れます。

採血を行い、血液を遠心分離機に数十分かけると

血液と成長因子とが分かれて出てきます

こちらもコラーゲンのような材質です。

特徴は、自分の血液から作るため、身体の拒否反応がありません

上記紹介してきた2種類よりも、歯ぐきの陥没防止にはたけています。

ただし、自費治療となります。

歯ぐきがしっかりあるかないかで

治療後の口の中の快適さは少し変わることもあります

種類を選べないケースもありますが

抜歯をお考えの方、これから抜歯治療が必要な方は

歯科医師までお尋ねください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 石原

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